2021年に観た映画に一言コメント(NANASE)
アップする順番が前後してしまいましたが、完全に自己満で、去年見た映画を羅列して一言コメントつけていきます!
noteに書いたものはURLを載せます。
トップ画は、166本目「キング」で語った、イチオシのロバート・パティンソン。
新作があまり観られなかったので、今年はガンガン劇場で観ていきたいです!(抱負)
1.サイコ(1960年・米)
何度見ても怖い。オチを知ってても怖い名作。
https://note.com/mikangarten/n/nb0e4cb5295
2.黒い司法(2020年・米)
普通に感動するBLM映画。ブライアンの誠実さが泣ける。
3.見知らぬ乗客(1951年・米)
これは初見のヒッチコック映画。いろいろツッコミどころは多いけど最後のメリーゴーランドのシーンとか結構迫力あって面白かった。
4.サバイバル・ソルジャー(2014年・米)
超くだらないけど面白い笑。ジャン=クロード・ヴァン・ダムが出てる。無人島でサバイバルを切り抜けたらデザイン部長に昇進って、どんな評価基準だよ笑。
5.エンド・オブ・ウォッチ(2012年・米)
ジェイク・ギレンホール主演。治安が悪い方のLAの警察官の話。いつ死ぬかわからない日常。でもカルテルはもっと残酷。女ギャング・ララがかっこよかった。
6.ザ・ライダー(2017年・米)
クロエ・ジャオ監督が中国系というのが不思議な感じさえする、アメリカ的な作品。ロデオしかできない男たち。美しい馬。荒涼としているけど美しいノースダコタ州の風景。好きな映画。
7.ゾンビーバー(2015年・米)
大体ストーリー分かるんだけど面白かった笑。ビーバーが明らかにぬいぐるみでウケる。1番ビッチっぽいゾーイが一途で真面目そうなメアリーがビッチで、しかもメアリーが生き残るところに意外性あり。笑。
8. V/H/S シンドローム(2013年・米)
B級ではあるけど、POVを活かしてて、ビデオの怖さも出ていてなかなか良かった。
9.ネイバー・イン・ザ・ウィンドウ(2020年・米)
「ソプラノズ」メドウ役で知られるジェイミー=リン・シグラー主演。大人になったな〜!隣人ホラー。実際こんなことになったら超恐ろしいけど、ドラレコ付いてないのかよ、とツッコミ入れたくなる。でもまあまあ面白い。
10.美しい湖の底(2017・米&加)
うーん、謎映画。最後までよくわからず終わった。
11.刑事ニコ/法の死角(1988年・米)
スティーヴン・セガールのデビュー作。笑。日本語を使うシーンが多い。カジュアルに殺しすぎ笑。「法の死角」はセガールのことでした。
12.カットスロート・ナイン(1972年・西)
タランティーノのお気に入り映画。確かに面白い!残酷シーンの無駄な派手さ(内臓ドアップとか)が良い。ちょっと「ヘイトフル・エイト」っぽい。
13.霧の波止場(1938年・仏)
ジャン・ギャバン様が見たくなって。地味な恋愛映画になりそうなストーリーだけど本物の感動がある。ネリー義父の「目が輝いて、女の顔になっている…!愛とは一体なんなんだ!私は1度も愛されたことがない。なぜなんだ!」と言うシーンが印象的。愛は怖い。
14.セックス・トラフィック 悪夢の週末(2018年・米)
割とびっくりするどんでん返しがある。被害者も加害者も全員女、男たちはただのモブ、彼氏殺されてもあんまりショックを受けずに仕事に利用する主人公のたくましさが笑える。
15.劇場版シティ・ハンター 新宿プライベート・アイズ(2019年・日)
最高〜!!!一応現代的にしてるとこもあるけど、良い意味で当時のままなストーリー展開、BGMがほんと最高。冴羽獠から香への言葉に出せないカワイイ心の声も最高。エンディングはGet Wildでしっかりキメてくれました♡
16.ピッチ・パーフェクト ラストステージ(2017年・米)
実は観ていなかった完結編。ちょっと歌の見せ場が少なかった気がするけどまあ安心して観れる。
17.望郷(1937年・仏)
大好きな作品。ジャン・ギャバン様はもちろん、ミレーユ・バラン様の美しさにぼうっとなる。永遠の都パリの象徴・ギャビー。「望郷」名訳。
18.ヘイター(2020年・波)
私がポーランド映画を追うきっかけになった作品。現代の闇。面白かった!
19.暁に祈れ(2018年・米&英&仏&中)
なかなか面白い。タイの刑務所にはレディ・ボーイが慰問に来るというのが衝撃だった笑。囚人役はリアル囚人らしく、確かに皆迫力があった。
20.呪われの橋(2020年・台)
うーん、微妙。雰囲気は良いんだけど殺し方が直接的すぎてじわじわ来るものがない。
21.プレッピー・コネクション(2015年・米)
「ホワイト・ボーイ・リック」学生版、という感じ。まあまあ面白いんだけど青春映画にしては後味が悪いから大好き!とは言えない感じ。
22.極道の妻たち 三代目姐(1989年・日)
極妻一気見の最初の1本はこれでした。三田佳子主演。ショーケン出てます!
23.君の心に刻んだ名前(2020年・台)
感動作。「モーリス」的展開になるのかと思ったけど愛し合ってたのね!シャワーシーンがエロくて個人的に大好き。オリバー神父のこと見抜いたのが自慢。
24.みんな死んだ(2020年・波)
好き。殺人鬼がいるとかじゃなく、勝手に皆死んでいくところが面白かった。男を性のはけ口としか見てない淫乱姉妹が最高だった笑。
25.スクール・オブ・ロック(2004年・米)
実は見ていなかった1本。ジャック・ブラック演技過剰だけどハマってたからOK。特技がある子とない子でどうしても分けなきゃいけないところがちょっとかわいそうだったけど、まあジョーイ&ネッドがロック愛で復活するところが大事なのかも。ともかく楽しい良い映画だった!
26.モンパルナスの灯(1958年・仏)
ジェラール・フィリップ主演。彼はどうも清潔感がありすぎて苦手なんだけど、モディリアーニ役は良かった…!満たされたらもはや絵は描けない。他人には理解できなくても彼は絵が描けない方が苦しかったのかもね。周りは大変だけど、そういう人は好き。
27.ファウンド(2012年・米)
3度目鑑賞。面白い。
28.極道の妻たち 最後の戦い(1990年・日)
ラストシーンのスタイリッシュさに注目!
29.愚行録(2017年・日)
なんか嫌な映画だった笑。悪人の悪のレベルが低くて見てて疲れる。
30.新・極道の妻たち(1991年・日)
高嶋政宏がなかなか良い。
31.インシディアス 最後の鍵(2018年・米)
インシディアスシリーズも、ジェームズ・ワンが監督じゃなくなるとびっくりする系の怖さだけになってしまった。普通。
32.新極道の妻たち 覚悟しいや(1993年・日)
極妻スタイルじゃない岩下志麻姐さんがたくさん見れるのと、珍しく濡れ場がある。草刈正雄の弱さも良い。
33.極道の妻たち(1986年・日)
第1作。正統派。
34.極道の妻たち 赫い絆(1995年・日)
個人的にはこの岩下志麻が1番好き。かっこいい。
35.リング(1998年・日)
15年ぶりに鑑賞。さすがのJホラー金字塔。怖い。ビデオなのがやっぱり効果的だよなーと改めて。
36.極道の妻たち 惚れたら地獄(1994年・日)
少し女性的な岩下志麻が見れます。
37.極道の妻たち 決着(1998年・日)
これは正直ちょっと微妙だった。皆やる気なくなってたのかも。
38.極道の妻たち 危険な賭け(1996年・日)
初めて見たときは工藤静香の可愛さと下手さに驚いた笑。
39.極道の妻たちⅡ(1987年・日)
これも2度目。十朱幸代主演。草笛光子がかっこいい。古き良き任侠映画の香りがして好き。
40.首領への道(2003年・日)
おもしろい!!清水健太郎&白龍&中野英雄のVシネ。「極道のバイブル」と言われて大ヒットしたのもうなづけます。続きが気になる。
41.異端の鳥(2019年・捷&宇)
陰鬱な映画。ナチスの軍人を見て「文明だ…!」と安心してしまったw
42. The Witch 魔女(2018年・韓)
シリアス韓国映画だと思いきや、漫画的な展開&ちょっと恥ずかしい感じで付いていけなかった。。
43.来る(2018年・日)
これは公開時に観ておけば良かったー!めちゃくちゃ面白い!妻夫木&黒木華がハマりすぎ。こういう人、いるー!「キャビン」みたいに振り切ってて最高だった。
44.人狼村 史上最悪の田舎(2012年・西)
笑えるホラー好きにオススメ。モフモフのかわいい人狼、深刻にならない主人公たち。ロケ地の村の雰囲気がすごく良い。行ってみたい。
45.アンカット・ダイヤモンド(2019年・米)
これも面白かった!最初から最後までとにかく騒がしくて煩い映画だけど笑。NBNスターのKG超かっこいい。「売る気がないならなんで俺に見せたんだ!」が正論すぎて爆笑した。ラストは衝撃。でも、ダメ人間でも必死に稼ごうとするあたりがユダヤ人はさすがだなと思った。
46.ヘレディタリー(2018年・米)
3回目。やっぱこれは本当に好き。本当に怖い。
47. L♡DK(2019年・日)
予告編で転校生(横浜流星)がキャーキャー言われてるのが面白くて観てしまった笑。「普通の女の子がイケメン二人とまさかの同棲生活!?」という胸キュン映画で、くだらないケンカで学校中が大騒ぎになるまでは結構楽しめた。学校の子たち、どんなけあの2人の恋路が気になるのよ笑。横浜流星君は確かにスター。好きになった笑。
48.死霊館(2013年・日)
2度目。これをテレビで見てジェームズ・ワンにハマった。どこかアジアンホラーの香りがするところが良いんだよな〜。
49.ジョン・ウィック:パラベラム(2019年・米)
犬がかわいい・・・!!ハル・ベリーの犬も大活躍♡日本人(?)の寿司屋のメニューに「いか」が2つあるのがめちゃくちゃ気になった…笑。
50.聖なる鹿殺し(2017年・英)
救いが無くて、良かった。ただ結局マーティンがどうやって家族をおかしくさせたのか、スティーヴンがどうやって逮捕を免れたのかが不明で気にかかる。
51.親しい隣人(2011年・独)
最近流行りの、隣人がサイコパスだった系サスペンス。やっぱり、まずは事故ったら救急車。これ、絶対。
52.ブラック・スマイル(2017年・加)
ありそうでなかった設定で面白かった!ベビーシッターの男がシンママ狙いの狂人だったという話。恋人もいないのに綺麗な肉食女子の誘いに乗らない男は絶対何か裏があるのは間違いない。
53.花様年華(2000年・港)
これも実は観てなかったんだけど、音楽、仕草、チャイナドレス、タバコの煙、全てが美しい・・・。プラトニック嫌いの私でも、これはプラトニックである必然性があるなと思った。恋の記憶と、時の流れ。
54.アングスト 不安(1983年・墺)
面白かった。公開当時、発禁になったらしい。殺人シーンのグロさのせいかな?快楽殺人鬼の心情を1番よく理解した映画なのかもね。一部の人にはかなり刺さると思う(性的な意味で)。
55.これからの人生(2020・伊)
泣けるとわかってて観て、泣く映画。モモとローザがある意味共犯者になるところが良かった。ソフィア・ローレン様、老いてなお美女の風格。
56.デビルズ・ダブルーある影武者の物語ー(2011年・白)
地雷っぽいタイトルとジャケ写に反してかなり真面目な映画だった。ウダイ・フセインの影武者をやっていた人の実話が元らしい。ウダイの、往時の異常な専制君主たちを思わせる残虐性に興味が沸く。ウェディングドレス姿の新婦の処女を奪う悪趣味さには部下もドン引きw実話じゃないとか盛ってるとか色々説はあるらしいけど、それも含めて興味深い。
57. SKIN/スキン(2018年・米)
ずっと観たくて、まあ面白かったのだけど、映画としては今一歩足りない感じ。「アメリカン・ヒストリーX」には遠く及ばす。
58.テリファー(2016年・米)
素敵なC級映画。グロシーンエグい…(それが見所なんだけど)ホットなビッチが股間から引き裂かれるシーンはあまりにかわいそうで、キツかった・・・。
59.活きる(1994年・中)
名作!!!激動の時代を生き抜いた一中国人である福貴の人生を、一緒に生きたような気持ちになる。龍二の件も娘の死も、とても悲しいけど批判的では無く、ただ見つめるような撮り方だったのが良かった。
60.ロード・オブ・カオス(2018年・英&瑞&諾)
ブラックメタラーの青春映画。面白かった!
61.楽園の夜(2019年・韓)
キタノブルーへのオマージュらしい。それを期待したからって訳じゃないけど、悪くはないがちょっと惜しい、という感じだった。
62.激動の昭和史 沖縄決戦(1971年・日)
これも観たかった1本。数年前見てきた首里の壕も出てきたけど、沖縄戦は悲惨。軍人のくせに民間人を壕から追い出すってなんなんだ。私だったら絶対に自決なんかしない。米軍の慰安婦になったって生き抜いてやる。
63.好きにならずにいられない(2015年・氷)
「邦題がひどい映画」で絶対名前が挙がるので観てみた。確かにタイトルで想像する内容と全然違って、パッと見小児性愛者の暗い童貞男フーシ(ほんとは良い人)が不器用な恋をして、結局ダメなんだけど、何か掴んだのかな?と感じさせる印象的な笑顔で終わる。暗いけどちょっと感動する映画だった。好き。
64.ジョニー・イングリッシュ 気休めの報酬(2011年・英)
おすすめされて観たんだけどちょっと笑いのツボが違うようでダメだった…。ローワン・アトキンソンの顔芸が苦手だから仕方ないかな笑。
65.ロード・オブ・セイラム(2012年・米)
ロブ・ゾンビ監督。不気味な音楽、呪怨的なつぶやき、Velvet Undergroundの音楽が最高に睡眠欲を煽ってくる映画だった。セイラム事件は興味あるけど映画としてはちょっと微妙かな〜。
66.無法松の一生(1958年・日)
感動した!三船敏郎の魅力かな〜やっぱり。やさぐれ出してからの演技がすごい。ホントに飲んでるんじゃないのか笑。今だと叩かれまくって潰されそうな粗野さを思いっきり美化してるところが面白い。悲しい終わり方だけどね。運動会で走るシーン、祇園太鼓を叩くシーン、私も走馬灯のように蘇る。
67.パペット・マスター(2018年・米)
面白かった!昔「パペット・マスター」というTVシリーズがあったらしい。ドイツの変態役は全部ウド・キアな気がする笑。アメコミ風の始まり方も面白いし、とにかく殺人のバリエーションが多い。トイレで殺されたおじさんのはトラウマレベル。「あらゆるメタル、ゴアグラインドは禁止だ」笑った。
68.愛がなんだ(2019年・日)
いかにも今の日本的で私はあまり好きではないですが…。
69. search/サーチ(2018年・米)
パソコン画面で謎を解いていくサスペンス。どんでん返しありでワクワクした。面白かった!
70.窮鼠はチーズの夢を見る(2020年・日)
泣ける恋愛映画。
71. zoom 見えない参加者(2020年・英)
うーん、怖くなかった!幽霊というより理不尽な暴力。「アンフレンデット」みたいなシチュエーション好きなので期待してたんだけども。
72.キリング・フィールド(2011年・米)
暗い話。誘拐はともかくなんで殺しまでやってたのかが謎。
73.山椒大夫(1954年・日)
厨子王と安寿伝説の映画化。佐渡島に行ったら由来の地に寄ろうと思っていたのにできなかったのが残念。
74.フリーソロ(2018年・米)
面白かった!エクストリームスポーツに興味を持つきっかけになった。
75.ゼイリブ(1988年・米)
ジョン・カーペンターの有名なカルト映画らしい。80年代‼︎って感じだった笑。いくら謎の宇宙人とはいっても一応人間の見た目をしているのにあんなにバンバン殺して大丈夫なのかな、とちょっと気になった笑。
76.カルト(2013年・日)
当時のトップグラドル(あびる優、岩佐真悠子、入来茉里)が本人役で出演。チープな演出・下手な演技・中2病霊能者、全部に妙な味わいがあってよかった笑。三浦涼介かっこいい。
77.シチリアーノ 裏切りの美学(2019年・伊)
地味だけど「ゴッドファーザー」味があって好き。判事との友情がアツかった。
78. HYSTERIC BETTY(2020年・日)
いおり気高いさんがクラファンで資金集めして撮ったという、女の子たちのカオスな物語。2000年代前半を思い出させるファッションが懐かしい。スマホ使ってたから設定がイマイチ謎だけど。面白かった。
79.ヤクザと家族(2021年・日)
評判良いけど私はあんまり・・・でした。
80.テイキング・オブ・デボラ・ローガン(2014年・米)
こんな認知症あり!?という予告編が1番面白かった笑。
81.MERU/メルー(2015年・米)
「フリーソロ」の監督ジミー・チン自身のドキュメンタリー。「人を寄せ付けない山」メルー、本当に美しい。私は生涯見ることはないけど、実際あんなけの苦労をして登ったら感動するんだろうなあ。
82.ぼんち(1960年・日)
面白い!!コメディだったんですね。女優陣が全員見事にハマってて、すごい。
83.デッド・サイレンス(2007年・米)
まあまあ怖かった。ジグ・ゾウ人形がさりげなく置いてあった笑。
84.エクソシスト(1973年・米)
2度目。昔は怖くて通しで見れなかった。リーガンが狙われたあの理不尽さも含めて怖い。名作!
85.ヒッチ・ハイカー(1953年・米)
監督のアイダ・ルピノは女優兼監督!50年代に、すごい!ヒッチハイカーがやばいパターン。面白かった。
86.ダンス・オブ・41(2021年・墨)
実話を元にした激重映画。辛いけど好き。
87.オーメン(1976年・米)
実は初めて。リメイク版よりやはりオリジナルの方が面白かった。育児ノイローゼだったのかもという気もするけど、有名な串刺しシーンはそれじゃ説明つかないんだよな〜。あのシーンを昔本で読んで「オーメン」という言葉を聞くだけで怖くなってた。
88.ディープブルー2(2018年・米)
1の方が全然面白い。根拠が弱いのと、小ザメがたくさん襲ってきすぎて、サメ映画というよりピラニア映画だった笑。
89.三島由紀夫VS東大全共闘(2020年・日)
芥正彦が芥正彦すぎて笑った。三島のような歪んだナルシストではなくて、ストレートなナルシスト。三島も素直に若者との議論を楽しんでいるのが伝わる。反・知性主義を標榜しながら、溢れまくる知性。既存の知性を壊す、という意味ではお互い同じ立場。
90.悪の教典(2012年・日)
伊藤英明の悪役、意外とハマってた。山田孝之がミヤのパンツの匂いを嗅いで一瞬で「・・・ミヤ!」と分かるところが1番笑った。嗅覚が鋭い。笑
91.パーフェクト・ストーカー(2016・加)
うーん、評価の割にはつまんなかったかも。女ストーカーの話。普通。
92.ロープ 戦場の生命線(2015年・西)
紛争地域だった頃のバルカン半島の話。ベニチオ・デル・トロ主演。真面目な話と思いきやコメディだった。死体を井戸から引き出すので大騒ぎしたのに、大雨という自然の作用によって何もしないで引き出されてしまう皮肉。
93. MEG ザ・モンスター(2018年・米&中)
ステイサム×中国資本×巨大サメ!面白かった。ステイサムの上裸サービスシーンあり。
94.ヒドゥン・シークレット(2019年・米)
予想できる展開に予想できるオチ、鍵のパスワードは単純すぎる、等々でちょっと期待外れなサスペンスだった。
95.侍(1965年・日)
桜田門外の変の話。三船敏郎、さすがに青年役は無理があり、勢いも少し衰えていた…。
96.ジョーズ(1975年・米)
3度目。サメ映画の全てはここから始まったわけだけど、75年でこのクォリティはすごい。ほんとに怖いし。怖さを煽っていくのもうまい。名作。
97.テッド・バンディ(2019年・米)
ザック・エフロンの名演技でなんとかつまらなくはないレベルまで上げてるけど、話がダメだった。リズ目線の恋物語なのかテッド・バンディの唯一愛した女がリズだったという泣ける話なのか、テッド・バンディの呪縛から逃れて自立していく女の話なのか、どうしたいのかが見えない。ザック・エフロンは本当に良かったから、もっと良い脚本でぜひサイコ野郎役をやってほしい!
98.フローズン・ブレイク(2019年・露)
真冬にゴンドラに閉じ込められる若者たちの話なんだけど、完全に人災!笑
99.アメイジング・グレイス アレサ・フランクリン(2018年・米)
ゴスペルとは何かを学べる。アレサ・フランクリン、言葉が全部歌になるのに感動。ただあまりにも宗教的すぎて自分との断絶を感じてしまったけど笑。神との合一、という感じがちょっと怖くもある。彼らが恍惚状態に入るのに、アレサの歌は最適なんだろう。
100.サマー・シャーク・アタック(2016年・米)
サメのCG感がすごい笑。キャストが全員微妙なのと、湖の汚さも笑える。おばあちゃんと彼氏が死んでるのに割とあっさりとハッピーエンド風になるところもB級あるあるで好き。
101.バクラウ 地図から消された村(2019年・墨)
正直訳がわからないんだけど面白かった。謎は全然回収されないんだけどなんかかっこいい。まあ村人たちは何かしら悪いことをして政府に睨まれてるんだろうけど…もう一度見直したい映画。
102.こおろぎ(2006年・日)
これは本当に分からなかった・・・。キリシタンと関係がありそうだけど…うーん。伊豆風景と音楽は素敵。
103.ジェイソンX(2002年・米)
Z級だった笑。ジェイソンは幽霊じゃない訳だけど、なんなの?人間なの?笑。誘ってくる女をブチ殺すシーンは、まさに隠キャここに極まれり、という感じ。ねじれすぎてもう誰も彼を救えない、かわいそうなジェイソン。結局クリスタルレイクに落ちたのは笑った。
104.フォードVSフェラーリ(2019年・米)
本当にちゃんとした映画だった。奥さんが夫に「夢を追いなさい!」と迫るところが2021年。エンツォ・フェラーリだけがマイルズの勝利に敬意を表したシーンに感動した(フィクションらしいけど)。
105.変身(2019年・英)
カフカの「変身」をかなり忠実に実写化してた。まあ映像で見なくても…という感じもあるけど、なかなか良かった。目で見るとグレゴール本当かわいそう。不条理。でもこれが世の中。みたいな。
106.拷問男(2012年・豪)
娘を殺したクズ弟に復讐する男の話。しかしこれ、孫は殺され、息子1は殺人とレイプで逮捕、さらに息子2は監禁拷問の罪で逮捕って、両親がかわいそうすぎるw
107.箪笥(2003年・韓)
雰囲気がじめ〜っとしていてかなり怖い。「グッドナイト・マミー」の元ネタ??
108.ブラッド・スローン(2017年・米)
「ゲーム・オブ・スローンズ」のジェイミー役で有名なニコライ・コスター=ワルドーが主演。面白かった!!事故前はエリートリーマンだったのに事故を起こしていきなり凶悪犯と同じ監獄、いろいろあって刑務所のボスに…っていう衝撃の展開。てか、さすがに極端なんだろうけど、刑務所に入ったことがきっかけでギャングになるって闇すぎる…。
109.ラブ&ポップ(1998年・日)
ギリギリ覚えている90年代末の空気感を思い出す。
110.ペット 檻の中の少女(2016年・米)
監禁しようとしたら女の方がヤバかった!という話。結構面白かった。
111.お姉ちゃん、弟といく(2010年・日)
かなり面白かった!笑える。「えええ〜!」と3回くらい観てて叫んだ。
112.ひまわり(1970年・伊)
最高に大人な反戦恋愛映画。
113.スウィング・キッズ(2020年・韓)
結構感動した。じゅっこの感想はこちら↓
114.フロッグ(2019年・米)
かなり好き。3回ほど衝撃の展開があって、最後まで良い意味で予想が裏切られる。おすすめ。
115.祈りの元で:脱同性愛運動がもたらしたもの(2021年・米)
なんとなくで観始めたらかなり怖いドキュメンタリーだった。やたらと同性愛に否定的な人はこれなんじゃないかと思う。w
116.ライフ(2017年・米)
救いのないSF。エイリアンが火星に帰りたかっただけならかわいそう笑。
117.悪霊喰(2003年・米&独)
罪食いってこんな邪悪なものだったのね。ホラー的な怖さはあんまりないけど、雰囲気が良かった。
118.チョコレート(2001年・米)
めちゃくちゃ良い映画。
119.沈まぬ太陽(2009年・日)
渡辺謙は良かったけどいろいろと理不尽すぎてムカつく。当時の日本人がケニアとかカラチを下に見まくってて本当に気持ち悪い。父親が会社に盾突くと極悪人みたいに言われて子供が学校でいじめられる、とかムカつきすぎて見てられない。最後、恩地が結局一人でアフリカに行くところは良かった。
120.クラシック・ホラー・ストーリー(2021年・伊)
そこそこ面白いネタ的ホラー映画。レビューチェックと、最初と最後のシーンだけチラッと見てあとは飛ばして低評価ボタンをぽち、という嫌味は笑った。Netflix映画で配信ディスをやるのはなかなかすごい。
121.群がり(2020年・仏)
あまり話題にならなかったけど私は好き。イナゴに血を吸わせて育てていたら大変なことになるパニック映画。イナゴ、大量にいるとホント怖い。
122.イン・ザ・ハイツ(2021年・米)
じゅっこさん激推しミュージカル映画↓
確かに良かった!!ラテン音楽にラップが入ってくるところがカッコイイ!暮らしが苦しくてアメリカに来て、でも祖国への愛と誇りを失わない明るさを羨ましく思った。全身で生きることを楽しむ姿は希望。
123.あの頃(2021年・日)
正直2021年ワースト1位…。2000年代初頭のあやや全盛期の頃なら自分の青春とも重なるからある程度楽しみにしてたんだけど、そもそも「あの頃」感ないし仲間たちとの会話(アドリブ?)が寒すぎて…。グダグダすぎて1時間経って「え、まだあと1時間もあるの」と感じてきつかった…。
ファンの方ごめんなさい、私やっぱり今泉監督苦手みたい。
ただ、主題歌の「恋ING」(モー娘。)という曲が名曲だったので、知れて良かった!
124. Untold:勝利の拳とその代償(2021年・米)
マイク・タイソンが絶賛するほど攻撃的な女子ボクサー、クリスティ・マーチンのドキュメンタリー。全然知らなかったけど女子でKO連発してて、観てて興奮する試合をする女性。しかしこんなに強かったのにコーチでもある夫からモラハラ&DVを受けていて、ついに拳銃で撃たれて重症、夫は逮捕。実は彼女はレズビアンで今は昔バカにしていたレズビアンの対戦相手と同性婚、って、Netflix映画の脚本みたいな実話。興味深かった。
125.ビーチ・バム まじめに不真面目(2019年・米)
大好き!!2021年ベスト1かも。
126.ジェラルドのゲーム(2017年・米)
夫婦がマンネリ解消のために手錠プレイを始めたら、気合い入れすぎて夫が心臓発作で死亡、という最悪のシチュエーション。が面白そうと思って観たら、結構真面目な、過去との決別・自立がテーマの物語でした。最初からそう思って観てたらもう少し満足したかもw
127.自殺サークル(2002年・日)
園子温、久々に観たけどやはりあまり得意ではない…。最初の女子高生集団自殺シーンで出落ち感。宝生舞が出てて超懐かしいと思った。
128.首領への道3(1998年・日)
Vシネ安心する…!2も観たはずなんだけどメモり忘れたよう。ソフトスーツが似合う萩野崇がかっこいい。90年代チンピラスタイルのロン毛とデートしたい笑。それはともかくついに桜井鉄太郎が跡目を継ぐ。金沢とはどうなるのか…!?期待。白竜ホントかっこいい。
129.呪い襲い殺す(2014年・米)
これの続編「ウィジャ・ビギニング」が面白かったので観たんだけどあれ?ふつう…。調べたら1より2の方が評価高いパターンらしい。途中まではまあ良かったけど、ハッキリ姿が見えてから「ああ…」ってなった。あるあるですがw
130.屋根裏の殺人鬼 フリッツ・ホンカ(2019年・独)
良かった!こんなに哀しくて不細工で惨めな殺人鬼の描き方がこれまであっただろうか!?負のオーラがヤバすぎる酒場で、恐ろしく老いて荒んだ娼婦を漁り、壁一面に貼った若い女の写真で必死にエレクトさせて挿入を試みるフリッツ・ホンカ…泣。
しかし彼ですら一応レディ・ファーストをわきまえてるところに文化の違いを感じて面白かった。
131.力道山(2006年・日&韓)
2度目。力道山自体にすごく興味があるので割と好きだったんだけど、見直すとこんなに美談にされてたのか…と変な感じ。特に女関係。女にだらしなかったところも描いた方がきっと面白かったのに。
とはいえ、朝鮮人として日本人にいじめられた男が日本人のヒーローとなったその皮肉、「公表すべき」と言われた時に「朝鮮が俺に何をしてくれた」と返すその哀しさ。どんなに嫌な奴だったとしても、ここは感動する。
チョイ役だけど力道山を刺すチンピラ役の山本太郎が良い。
132.ストレイト・アウタ・コンプトン(2015年・米)
これを観たのが6年も前だったことが衝撃。ギャングスタ・ラップというジャンルを確立したN.W.Aの伝記映画。ほんと面白い。イージーEの死が悲しい。スヌープの立ち位置がおいしい。
133.オール・アイズ・オン・ミー(2017年・米)
これも4年前!「俺は世界を変えないけど、俺の言葉を聞いた誰かが世界を変える」という2pacの言葉が大好き。
134.ノトーリアス B.I.G(2009年・米)
これはリアルタイムでは観てなくて、大学生の時にレンタルで観たのだと思う。面白いんだけどビギーの音楽性への言及が少ないところがちょっと不満。
135.生きのびるために(2017年・加&愛&ル)
タリバン政権下のアフガンが舞台のアニメ映画。泣いた。
娘に本を読ませた罪で父親が逮捕、家には女しかいないのでパンも買えない状況に(女一人で外出したら逮捕)。どうしようもない状況で、生きのびるために男装をするパヴァーナ。男の子になったら、自由に歩ける!勉強できる!ここは本当泣ける。違うけどシンディ・ローパーの曲を思い出す(♪ I wanna be the one walking the sun♪)。
こっそり味方してくれるタリバンの人がいたり、女の子なのがバレても早く帰れと見逃してくれる町の人がいたり、世界は捨てたものではないとも思える。
映像も、間に挟まるスリマンの物語も良かった。最後に気迫で男に勝つことができた母も。皆殺されずに生きのびて、自分の人生を生きて欲しい、本当に。もちろん男性も。現実のアフガンの方々も。
136. Style Wars(1983年・米)
80年代ニューヨークのグラフィティ文化のドキュメンタリー。PTA的な人に犯罪だ!と怒られても「自己表現だ!」と落書きし続ける若者がかっこいい!これがヒップホップと結びついて、のちに東西抗争を生むのかと思うと興味深い。
137.ゲット・リッチ・オア・ダイ・トライン(2005年・米)
2度目。50cent主演の自伝的映画。私はすごく好きなんだけど、イマイチ日本で人気が出なかったのはやっぱり彼がギャングだからかなー。
138.イカリエ・XB-1(1963年・捷)
SF映画の先駆け。不穏な現代音楽が良かった。宇宙のロマンというより、未知の恐怖が勝る。
139.人生スイッチ(2014年・亜&西)
めちゃくちゃ面白い!!!!いろんな場面で人生が切り替わるスイッチが入ってしまった人たちのオムニバス映画。教訓はあるけど説教ではない。全部面白かった。大好き。
140.マジカル・ガール(2014年・西)
日本のアニメが大好きな病気の娘を守りたい、優しいパパの話がとんでもない方向に…。冒頭のシーンがラストに活きてくるのも良かった。面白い。
141. 8Mile(2003年・米)
3回目。エミネムの自伝的映画。面白い〜!!まさに、ヒップホップ版「ロッキー」。
142.アフタースクール(2008年・日)
大ブレイク前の大泉洋が出てる。そこまで面白くはないけど、安心して観れる。
143.ディス/コネクト(2012年・米)
なかなか面白い。女の子のふりして裸の写真を送らせるというベンに対する嫌がらせ、ネットでの拡散はなかったけど私が高校〜大学くらいの時も同じようなことあったな…(嫌がらせというより面白がって)。両方気持ちはわかるから結構辛い。
死んだベンは戻らないけど、それぞれの家族が向き合えたのは良かったと思える、上手な映画。
144.チア・スクワッド(2019年・米)
女子チアもステロイド汚染されてる、という着眼点が面白かった。途中からのスプラッター的展開はちょっと無理あるけど。女子チアの闇ってテーマにフォーカスしたらもっと面白くなりそう。
145.ゴッズ・オウン・カントリー(2017年・英)
「ブロークバック・マウンテン」のアンサー映画と聞いて超観たくなった。いや、良かった!!!荒涼とした風景、白痴美的な雰囲気のあるジョニーが無気力で卑屈だった時は「寂しい場所」という感想だったけど、ゲオルゲに恋した後はこの世にふたつとない美しい場所に映った。刹那的に男に抱かれてしまう頭の足りない女の子みたいなジョニーも結構好きだったけど笑。しかしそれほど差別も受けず、恋をして良い方向に変わる息子を応援しようとする周囲が現代風。幸せになって!
146.死霊館 悪魔のせいなら、無罪(2021年・米)
「死霊館シリーズ史上最恐」は完全に嘘!笑
まあ怖いシーンもあるんだけど、最終的に「愛は勝つ!」「女性の愛は弱さではなく強さ!」みたいなオチで、観たいのはそれじゃない感が強かった笑。あと、、、無罪じゃないのかよ〜!!
147.ブラック・ジャック 劇場版(1996年・日)
シリアスで面白い。ブラック・ジャック先生かっこよすぎ。ジョーも悪い奴かと思いきや悲しい過去を持つ人だったのね…。メディカル・ソルジャーが本当に闘ってるのはウケる。
148.永遠に僕のもの(2018年・亜&西)
予想より良かった!美しきカルリートス、完全にサイコパスな匂わせゲイなんだけど、自分の欲望をよくわかっていないような掴み所のない感じがあって、そのあたりの演技がとてもよかった。
しかし私は雄の魅力全開なラモン派です!
149.邪願霊(1988年・日)
まずこれが観れるのがすごい。フェイクドキュメンタリーの先駆けらしい。チープすぎて、今見ると逆に不気味。竹中直人の顔芸と水野晴郎の特別出演は必見。
150.樹海村(2021年・日)
村シリーズ、どんどんひどくなっている。箱を見つけてからのグダグダ感がもう眠気との戦い。これだったら都市伝説コトリバコそのままやったほうがよかったんじゃ…。koki主演だという次作「牛首村」も期待できなそうだな…。
151. DUNE 砂の惑星(2021年・米)
ホラー調の画面が最高!ティモシー・シャラメも似合ってた。ジェイソン・モモアかっこいい。敵役のロシア人っぽい伯爵がめちゃくちゃ良い。映像すごい。
152.由宇子の天秤(2020年・日)
衝撃のラスト。何度も考えてしまう映画。
153. MINAMATA-ミナマタ-(2020年・米)
史実と違うという点はチェックした上で観に行ったけど、映画としては面白かった。ファンとしては、ジョニー・デップが久々に「らしい」作品に出たのが嬉しかった。やさぐれ感も今だからこそ、という感じがして非常によかった。
まあ白人が日本を救った的展開にイラっとするところはあるし、チッソ社長が國村隼でいかにもな悪人なところとか単純だなーとは思ったけど。
154.シン・レッド・ライン(1998年・加&米)
ガダルカナル島での決戦の映画。美しいガダルカナルの自然の中で繰り広げられる激闘。辛い。愛と平和の象徴たる女性に見放される。それも辛い。
155.エスケープ・ルーム(2020年・米)
「イカゲーム」のパクリみたいな話(2020年なのでこっちが先ですが)。殺し方とか謎解きへのこだわりを捨てた極端なわかりやすさは今の流行りなんだろうけど、イカゲームほど成功してない。
156.ファーザー(2020年・英&仏)
アンソニー・ホプキンスの新たなはまり役。書きすぎるとネタバレになってしまうけど、認知症から見た世界というのが新しかった。途中までわからないし。辛いけど、名作だと思う。
157.ヒアシンスの血(2021年・波)
同性愛禁止だった頃のポーランドの話。ロベルトがどの段階で本当の自分に気づいたのかとか、その辺は不明だけど面白かった。ロベルト役のトマシュ・ジェンテクさん、ちょっとアラン・ドロン様に似ている。
158.スキャンダル(2019年・米)
今風だよ、わかってる、でも…泣くよね。笑。FOXの女子アナたちのme too映画。マーゴット・ロビーが可愛すぎて「私…本当に不潔」で号泣してしまい、イケメンになって「どこも不潔じゃない!」って言いながら朝まで抱いてやりたいと思った。
ロジャーにも良いところあったんだとは思うけどね、でももうそれは許されない。
159.ゾンビ津波(2019年・米)
津波に乗って海底にいたゾンビが街にやってくる映画。津波シーンは結構インパクトあって面白いんだけど、街に来てからはただのゆるいゾンビ映画になる。特大津波が2度も来るのに津波被害特にないし…笑。でもまあそこも含めて面白かった。愛すべきB級映画。
160.死ぬほどあなたを愛してる(2019年・米)
ミュンヒハウゼン症候群の母親を持つ少女の話。逃げたのに「ママと会いたい」と泣くところが共依存でリアルだった。
161.マリグナント(2021年・米)
これまでのジェームズ・ワンの集大成のようなアクションホラーだった。前半の怖い感じの方が私は好きだけど、面白かった。
162.私は決して泣かない(2020年・波)
ポーランド映画祭にて。良かった!!!ちょっと失礼なくらい怖いもの知らずだけど根が良い子なのが分かるから周りも助けるんだろうなと思えるオラちゃんが愛しい。「父」というお金を運んで来る記号でしかなかった存在が、少しずつ人間としての形を得ていく。ラストシーンは号泣必至。
163.オキュラス 怨霊鏡(2013年・米)
そこまで怖くはないかなあ。まあまあ。2度も犯人にさせられて、弟がかわいそう。やっと鏡を忘れて生きられそうだったのに姉に思い出さされて…。
164.フィラデルフィア(1993年・米)
絶対良い映画とわかってて観て、感動して泣いた。トム・ハンクスうまいなあ…。「法」の話をしてるのに「ゲイ」「エイズ」という別の観点から見られてしまう。彼が若い頃浮気をしたことと仕事への誠実さは関係ない。ストレートだったら風俗店の利用を問題視されるのかよ。
「普通」のデンゼル・ワシントンがそこを突くシーンが良かった。弁護士の良心。
165.バイス(2018年・米)
息子ブッシュ時代の副大統領ディック・チェイニーの話。よく知らずに見たのだけど、人間の二面性が描けてて面白かった。家庭では良き父・良き夫で、共和党でありながらレズビアンの娘を守るために同性婚には言及しなかった。一方で副大統領の権限を増大させてイラク戦争を推し進め、決して謝罪しない。ま、まだ評価は定まってないのだろうけど、少なくとも彼は人生楽しかったんじゃないかなあと思う。
166.キング(2019年・米)
ヘンリー5世の映画。ティモシー・シャラメ×ロバート・パティンソン!!話もちゃんとしてて普通に良かったんだけど、とにかくロバート・パティンソンが最高!!!!!!!!私の中では完全に、2021年の助演男優賞。大物感出すだけ出して全然ダメな、美しいだけの愚かな男なところまで含めて、最高。トワイライトの頃と比べて、どんなけかっこよくなっていくの!!!!!!色気がヤバイ。大好き。DUNEの続編に性格悪い敵の王子役とかで出て欲しい…!悪役が似合う若手があまりいないと思うので、悪役好きとしてはロバート・パティンソンに全てを託したい気持ちです…!
167.ピラニア リターンズ(2012年・米)
2010年の「ピラニア3D」と比べて大分ひどいけど、まあ、嫌いじゃない笑。完全におふざけ路線になってた。「アシュリーは私の元カレを11人取って、祖母のイヤリングを盗んだけど親友なの」とか笑ったw お腹にピラニアが入り込んで行為中に彼氏のアレを…というシーンはきつかった…かわいそうすぎる…気づけよと思ったけど。
青春スターのデヴィッド・ハッセルホフに興味湧いた!すごい整形顔だけど笑。あとクリストファー・ロイドも出ている!なぜか豪華キャスト。
168.メランコリック(2019年・日)
ひょんなことからお風呂屋で働き出したらそこが殺した死体を片付けるところで…という話。掴みは面白かったけどなんかよくわからない結末。日常系じゃないのに日常系を感じる。個人的には微妙かな…。
169.呪怨 白い老女(2009年・日)
公開当時、そんなに怖くなさそうだなと思って観に行かなかったのだけど、いや、怖い!! やばいやばい、行っちゃダメ、ちょ、なんで行くのぉ〜!という感じが良かった笑。呪いが強力すぎてもう訳わからんけど、ムロツヨシの闇深い演技も気持ち悪くて怖くて素晴らしかった。
ちなみにこの頃の細くてギャルいアッキーナ、好きでした。
170.ニルマル・プルジャ(2021年・米)
ジミー・チンが製作にいたから観たけど「フリーソロ」ほどの面白さはないかなあ。すごいんだけどあまりにも普通に登っているので…笑。ただ、白人たちよりも何度も登っているんだから、当然もっと評価されるべき現地のネパール人にスポットライト当てたのは良かった。
171. Two(2021年・西)
結局2人でいなきゃ死んじゃうのかよ!!!
172.ヴィクター・クロウリー 史上最凶の怪人(2017年・米)
好き!絶対あのブードゥーの儀式で蘇るんだろうと思ったら、やっぱりそう笑。(また主人公だけ生き残るのかよ…。)
173.たどんとちくわ(1998年・日)
おすすめされて観た。世間と断絶された男たちの二つの爆発物語が、最後ちょっと無理矢理に結びつく(受け売り)。
174.ロイ・コーンの真実(2019年・米)
ロイ・コーンのドキュメンタリー映画。
ロイ・コーン、ずっと気になっている人物の1人。マッカーシーの腹心として赤狩りで暗躍し、その後弁護士に転身、マフィアと密接に関わりながら政界も裏で支配下に置き、トランプの精神的師匠でもあった悪名高き人物。赤狩りの時にゲイを散々攻撃しておきながら自身もゲイで、エイズにかかっても自分は肝臓ガンだ、と言い続けた闇深い男。
「本当の自分を認められずかわいそう」とは思わない。彼がもし人気取りに行きたいタイプの人間なら、ロック・ハドソンの衝撃の後なのだし、エイズを利用してヒーローになりに行くだろう。そうせずに死ぬまで自分を偽り続けたところにこそ、私は興味がある。「好き」では全くないけど。
このドキュメンタリーとドラマ「エンジェルス・イン・アメリカ」(アル・パチーノがロイ・コーン役)を見ると、ますますロイ・コーンを知りたくなってくる。