ちょっとくらいの成果のために努力するのは 無駄だ、の考え方
長男が 20代の頃、言った言葉です。私は 少し頑張ればもう少し遠くまで行ける、少しでも高い山(目標)に近づける、と教えられてきました。自分でも 納得していました。多分。私の成績が それほどずば抜けないのは それほどやっていないかラらだと納得しました。なので、息子達にも 少しでもやらないよりやった方が良い、と教えていました。そんな時、息子から放たれた言葉です。
私は 「 ん〜。』と少し『 なるほど〜』と思ってしまいました。けれど、少しでも遠くに行くことも大切、とも考えていました。なぜなら みんなが進んでいくと 自分だけ 置いていかれてしまうから。でも 長男は そんな少しの成果のために 努力するのは バカらしいと思うタイプのようです。彼は物欲も無いし、それほどお金に執着していません。また社会的に成功している人を見ても 妬むこともないです。生まれてから 平成だった人の特徴的な考え方の一つなのかな?
実は 私は 中学受験、高校受験の頃、『 なんでみんな 頑張るんだろ〜。みんな頑張れなければ 私も頑張らなくてもいいのに。』 と思っていました。 頑張るって、みんなそれぞれ内容が違いますよね? 例えば 一日1〜2時間勉強するのは普通と思う人も、一日3〜4時間でも 普通と思う人もいるんですよね。1時間あたり 集中して取り組む濃さも違うだろうし。
ただ 10代後半は 世の中の親の?上昇志向に 少しうんざりしていたかも。でも 親の上昇志向のおかげで何不自由なく生活できたのですよね。性格が のんびりしているから、疲れた感じたのかもしれません。そして、生まれた時から、食べること、眠ること、愛されること、など 生きることに不自由なかったどころか、恵まれていたから 上昇志向に気持ちが向かなかったかもしれません。
長男に 上昇志向がないのは 私達の育て方のせい?と思いましたが、次男は 普通に人並みに上昇志向(下降を否定する志向)です。やはり 性格の差かな〜と思ってます。長男は『 あいつ( 弟 )が頑張るのは 俺のお陰だ。俺みたいになりたくないんだ。』と言っています。立場が 逆の時 長男が頑張る子になるとは 思えないな〜。