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【前編】 2024年現地観戦ベストゲーム~6/14オリックス戦@京セラD

今季はヤクルトの公式戦を現地で29試合観戦した(去年と比べて結構減った…)が、その中でベストゲームは?と問われると6月14日のオリックス戦一択だ。

この試合をベストゲームとした理由は二つあって、
一つはご存じの通り、奥川投手が2022年3月29日以来となる一軍登板で見事3年ぶりの白星を挙げたから。
そしてもう一つは、入団時から応援している2019年ドラフト組で、現在もヤクルトに所属している4選手全員が出場した初めての一軍戦だから。

元々はこの京セラ遠征に行くつもりはなかったのだが、4月に神戸と甲子園に行った際に、帰りの神戸空港で夕焼けを見ながら
「やっぱり関西好きだな~やっぱり6月は大阪と京セラに行こう。」
と決意したのだった。

今回の大阪行きを決意させた夕焼け

そして時は流れ、6月。

大阪といえば食い倒れ!美味しいものをたくさん食べるぞ!とワクワクしていたところに、ちょうど奥川投手の復帰登板が現地観戦の日に重なることが決まった。

ワクワクにソワソワとドキドキが追加されて迎えた6月14日、当日。

新幹線に乗って新大阪に到着。
腹が減っては戦はできぬ。←お前が戦うわけではない
ゆえに、いざ、食い倒れ旅へ。

まずは「会津屋 梅田HEP NAVIO店」でたこ焼きを注文。

この日は梅雨とは思えない、真夏のような暑さ。
加えて梅田ダンジョンにはまって会津屋がある「OSAKAたこ焼きマーケット」にたどり着くのに苦労し、すでに疲労MAXオリックスである。
そのため、アツアツのたこ焼きと冷えたビールで体力を回復させるほかなかった。

続いては、元・ヤクルトファンの聖地、巨人ファンの聖地を経て現在はオリックスファンの聖地として名高い「広岡精肉店」に向かう。

地元の主婦(吹田の主婦ではない。言うなれば阿倍野の主婦か?)に混ざって並び、注文したのがこちらのコロッケ(70円)。

5年ぶりの再訪だが、相変わらず本当に美味しい。。
揚げたてで衣はサクッサク、中はじゃがいもの甘みが広がる。
この美味しさで70円というのは安すぎて、なんだか申し訳なくなる。
球場で売ったら400円は取れるだろう。
※ステマではありません。

さて、お次は「551蓬莱 本店」で名物の豚まん…といきたいところだが、豚まんは苦手なので焼売をいただく。

先ほど食べたたこ焼きに負けずこちらも出来たてアツアツ。
ハフマクガフハフ…と言いながら美味しく完食した。

お腹もいっぱいになり開場時間も迫ってきたため、いよいよ食い倒れモードから野球モードに切り替えて京セラドームへ向かう。

球場の外周には奥川投手のユニフォームを着た多くのヤクルトファンがおり、いよいよ復活の登板なんだな…という実感が湧いてくる。

ヤクルトのシートノックが終わると、奥川投手がグラウンドに姿を現した。
スタンドからは大きな拍手が沸き起こる。

その表情は固く、非常に緊張しているように見えた。

ほどなくしてスタメン発表が始まる。
同期の武岡選手のスタメンを期待してはいたものの、試合前練習を見るにおそらくベンチスタートだろうな、と思っていたが、まさかの9番セカンドでスタメン出場。
同じく同期の長岡選手は3番ショートでスタメン。

2024年6月14日。
2019年ドラフトで入団した同期同学年の3選手が、初めて一軍のスタメンに揃って名を連ねた。
その事実、そしてその試合をこれから目の当たりにできる事実に震えた

試合前には履正社高校吹奏楽部によるパフォーマンスが行われた。
履正社高校といえば、奥川投手が3年夏の甲子園決勝戦で敗れた相手。
こんな偶然、いや宿命があるのか。

18時、いよいよプレイボール。
…といきたいところだが、長くなってしまったので続きは次回。

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