フツフツとわたしがいる
今日、ふと思った。
わたしはめんどくさいやつになりたくないのだ。
だから、わたしは会社に行くと、自分を持たないやつになる。
とにかく耳を澄ます。
とにかく耳を澄まして、相手の話を聞き、表情を読んで、
わたしは笑う。
ここで嘘を言っても仕方がない。
本当のことを言おう。
わたしは大半、話を理解していない。
相手が欲しいのは、相槌と程よい笑い声だけなのだ。
雑談なんか本当にそう。
飲み会なんてもっとそう。
わたしの話なんか聞きたくなくて、
みんな自分の話をしたいだけ。
そこに気持ちのいい相槌と程よい笑い声があれば
出来上がるのは『最高』なのだ。
こんな捻くれていても意味がないので、
わたしのいいところを話そうと思う。
(家では最強のめんどくさいやつでいさせてくれ)
今日、気が付いたのだ。
わたしは、何ににでも悔しがれる。
まだ、諦めていないんだなって思う。
誰かのエッセイを読むと、
なんでこんな面白いの書けんだよくそって思える。
漫画でいいシーンがあると、
なんでこんな面白いんだよくそって思える。
いい歌に出会うと、
なんでこんないい歌詞書けんだよって思える。
これって何気に長所だと思う。
わたしはまだ、わたしを諦めてないんだなって思う。
今日、眠る前に一度
空想に浸ってみようと思う。
空でも飛んでみようかな、
虹の上でも歩いてみようかな。
そんなこと考えながら
わたしにも誰にも負けないモノが
たくさん降りてくる気がする。
そして、また、たくさん悔しがって
たくさん挑戦する。
そんな人生って素敵じゃない?
わたしの夜は忙しい。
そしていつになく今日の夜は忙しい。