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人前でご飯が食べられない!?【会食恐怖症】-解決編③-

こんばんは。初めての方もこれまでの投稿を読んできてくださった方もありがとうございます!
今回は会食恐怖症克服までの道のり③(最終回)をお話ししていこうと思います!

前回の記事はこちら↓

克服までにやったこと

克服までにやったことはこちら↓

  1. 具体的な飲食のシチュエーションを10個書き出し、難易度が低いものから実践する

  2. とにかく食事の場面に慣れに行く

  3. 正直に周囲の人に打ち明ける

  4. 病院(心療内科)に行く

今回は、4をお話ししていきます!

病院(心療内科)に行く

初めて病院に行ったのは、私が24歳の大学院生の時です。
この時の私は、

・研究室のストレス(休みがない、たまに休みがあっても何すればいいか分からない、何をしても楽しくない)

・もうすぐ卒業して社会人になることへの不安感(友達と離れ離れになるのが嫌、見知らぬ土地でやっていけるのか、会社はどんな人たちがいるんだろう)

・ホルモンバランスの乱れによる不安感、イライラ(年齢的にPMSが始まった)

というあらゆるストレスに苛まれ、涙が出てくる、めまい・吐き気がするといった状態でした。

そして、せっかく快復方向に向かっていた食事問題に対しても、
「なんで自分だけ当たり前のことができないの」と再び自分を責め始め、
毎日が辛かったのを覚えています。

ストレスを発散できない生活、慢性的な体調不良、まともに食事が取れない
そんな状態が続き、みるみる体重が減っていきました。
「もう病院に行かないとダメだ…」と思い立って予約しました。

気休めかもしれないけど、行って良かった

行った先の病院は電車に乗って数駅、駅から歩いてすぐのところにありました。

以前どこかの記事で読んだ「医師が会食恐怖症を知らない」という話を思い出し、緊張しながら診察室に入りました。
思ったよりも先生は丁寧に話を聞いてくださり、とりあえず一安心。自身のこれまでの症状と、最近不安感が強すぎて自分一人ではどうしようもないことを伝えたら、薬の処方を提案してくださいました。

私が処方された薬は2種類
・抗不安薬
食事の場面に対する恐怖感が最も強いことから、頓服薬としてもらいました。

・漢方薬
様々な不安がよぎって眠れないこともあったため、気持ちの昂りを落ち着かせるために処方してもらいました。

抗不安薬のほうは、結局あまり使うことはありませんでしたが、
「いざとなったらこの薬があるから大丈夫」というように、お守りのように持ち歩いています。
また、漢方薬の方も劇的に効いてる!という感覚はありませんが、
いつもよりなんだか調子が良いように感じました。

どちらも気休めかもしれないけれど、「これがあるから、この薬を飲んでいるから、大丈夫」という安心感が、回復へ向かわせてくれました。

克服に向かうには行動あるのみ

これまで克服までにやったことをお話ししてきました。

会食恐怖症に悩まされたのはおよそ6年間、
その間どん底と少し回復の繰り返しでした。
今でも完治とまではいっていませんが、前ほど異常な恐怖感・吐き気はなくなりました。

これに関しては、4の病院じゃなくて、
1~3の自分でもがいて、自分の心の守り方、人との付き合い方を模索した結果だと思います。

一人で食事に行くにしてもこのお店なら行ける・行けないの判断をする、誰かと行くならここは無理だから連れの人には正直に相談する、ということが自然とできるようになりました。

正直なところ、4の病院はもっと早く行けば良かったと思います。
食事が取れないことによる体調不良もあったし、体重もどんどん減っていっていたので。
心療内科に行く程じゃないかも…、
「会食恐怖症」って言っても伝わらないんじゃないかな…、
と思っていましたが、異常な緊張感・不安感という自覚があったなら早く相談しに行けば良かったと思います。

会食恐怖症に悩んでいる人の一助になりたい

複数回の記事に渡ってしまいましたが、ご覧いただき誠にありがとうございました。

今回「会食恐怖症」というテーマで記事を書いたのは、
同じ悩みを抱えている人の助けになりたいという想いがあったからです。

拙い文章で伝わりにくい部分も多々あったと思います。
(徐々に修正していこうと思います)

ぜひ、感想やここもっと詳しく書いて欲しいといった要望をコメントでいただけたら嬉しいです!

次回のテーマもお楽しみに!


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