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人前でご飯が食べられない!?【会食恐怖症】-大学編-

ちょっと注意予告

皆さんこんにちは!前回の記事を読んでいただいた方も、お初の方も覗きにきてくださり、ありがとうございます!

今回は
・会食恐怖症って具体的にどんな症状が出るの?
・私が体験した症状、感情の動き
をお話ししていこうと思います。

あらかじめ注意しておきたいことですが、もしかしたら読んでいて嫌なことを思い出してしまう方もいるかもしれません。(前回自分で記事を書いていて、トラウマを思い出してしまいました笑)
気持ち悪い表現や描写は全くございませんが、ご自身の体調と気分に合わせて、
「あ〜こんな人も世の中にいるんだな」くらいに思ってご覧いただければと思います。

会食恐怖症って?

社交不安障害の一種

日常生活における特定の場面に対して、心拍数の上昇・冷や汗・吐き気などの不安症状が出ることを社交不安障害と言います。食事の場面や、人前で話す、字を書く、など。
私の場合は、特に外食の場面が顕著で、人前でご飯が食べられなくなってしまいました。

ご飯ではない場面、例えば友達と街中を歩いてショッピングしたり、映画をみたり、公園で運動したり、そこでは至って普通の人間です。
ところが、お店に入った途端に食欲が引っ込み、食べ物を目の前にすると心拍数が上がり、口に入れても美味しく感じない(本当は美味しいはず)、いますぐにでもお店の外に逃げ出したくなってしまう、などの状態に陥ります。
漫画とかで登場人物の顔が青ざめる描写を見かけますが、まさにあの通りで、脳に回っていた血液が一気に体内の下へ下へと下がる感覚も経験しました。

どうやって会食恐怖症と判明したのか

私は病院へ行って診断を受けたわけではなく、ネットで調べて、「会食恐怖症」に辿り着きました。
病院へ行ってきちんと診断してもらおうと思いましたが、
「そもそも医師がそのような症状を知らない」というネット記事を見て、医師に理解されなかったらもっと落ち込むな…と思って行きませんでした。私が発症した当初から数年経った今では、社交不安障害自体知られるようになってきているので、きちんと病院へ行くのもいいと思います。
病院については克服編でお話ししますが、行くことで気持ちがかなり楽になりました。

学生生活への影響と今

なかなか人に打ち明けられずに過ごした学生生活

私は会食恐怖症のことを親友のみならず、家族にも打ち明けることができませんでした。「食事を食べられないなんておかしなこと、誰にも理解されないし、恥ずかしい」と思っていたからです。
「少食だから」「今日は体調が悪くて」などそれっぽい理由をつける、あとは用事があるフリをして食事後に合流するなど、どうにかやりくりしていました。

きっかけ編でお話しした男子とはその後、彼の方から別れを告げられ、私はあっけなく振られてしまいました。彼は私を責めるようなことは一切言いませんでしたが、食事のことがネックだったのかもしれません。
次にできた彼氏には、正直に言おうと決心し、外食が苦手であること・ほとんど手をつけなくてもどうか気にしないでほしいことを伝えました。伝えたことでデートの時は多少気持ちが楽になり、配慮もしてくれましたが、申し訳ない気持ちが付き纏っていました。

あとは飲み会でのことが印象に残っています。自分が食べられる分だけ小皿に取り分ければいいじゃんと思うかもしれませんが、「この取り分けた分ですら食べられなかったらどうしよう」となってしまうのです。おそらくこの感覚があった頃が一番酷かったと思います。

人間関係の幅

こんな感じでやりくりしていたため、食事の誘いを断ったこともあり、友人関係はあまり広がりませんでした。そのことに後悔があるような無いような、という感覚で、あまりネガティブには捉えていません。もちろん、もっと色んな飲み会に参加していたら、もっと友人とたくさん出かけていたら、旅行していたら、、と思うことはあります。けれどそれらはあくまで”思い出”としてそういう経験がしたかったというだけで、今からでも巻き返せます。
大学を卒業して数年経ちますが、仲良くなった人とは今でも縁が切れることなく連絡を取り続けており、学生時代を共に過ごしてくれたことにすごく感謝しています。もし飲み会に参加していたとしても、そこで知り合った人と数年経った今でも仲良くしてるかと考えると、その可能性は低いんじゃないかなと思います(そんなに社交的なタイプじゃ無いので…)。

最後に

もうちょっとシリアスに、細かく書こうと思いましたが、何だか書いてると辛くなってくるので、これくらいにしておきます。ご一読いただきありがとうございました!
もちろん、聞きたいことや質問があったら遠慮なくコメントください。スキもコメントも大変励みになります!
次回は克服編です!それはそれは、かなり努力しました。そして、いろいろ試して経験して良かったな、と今は思います。次回もぜひご覧ください!*

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