比べるべきは、半年前の自分です
毎日比較しても、毎日負けるだけ
新しい分野の勉強をしたり、新しい仕事に挑戦したりすると、多くの人が志半ばで挫折してしまいます。
一方で、そのジャンルのトッププレイヤーを見てみると、皆さん、年単位、あるいは10年単位で継続しているものです。
やはり、継続が重要なのです。
しかし、継続できずに多くの人がやめてしまう。
その原因の1つが「比較」です。
勝手にライバルを想定して、毎日のようにその人と自分を比較し、自己肯定感を下げてしまう人がいます。
しかし、昨日負けていたら、今日も負けていて当たり前です。
それなのに毎日チェックするというのは、自傷行為でしかありません。
さらに言うと、毎日比較した先にあるのは「その人の劣化コピー」です。
自分より成果を上げている人とあまり頻繁に比較してしまうと、気づかぬうちに影響を受け、真似をしているような状態になってしまいます。
ネット上でよく見かけますが、活躍している人を意識的に真似している人までいるのです。
しかし、いくら上手に真似しても、その人のクオリティに追いつくことはできません。
その人の真似をしている以上、ずっとその人の背中を追い続けることになってしまうのです。
もし、ライバルをどうしても意識してしまうなら、もっと時間軸を伸ばして、1ヶ月おきとか、3ヶ月おきとかで見比べてみてはいかがでしょうか?
大切なのは理念
やはり数年単位で継続しなければ、成果は出ません。
たまに、ものすごい高速で成果を出すモンスターがいますが、そういう人は極稀です。
そこを目指すのは諦めましょう。無理ですから。
モンスターではない普通の人は、継続あるのみ。
仕事も勉強も長期スパンで考え、継続を心がけましょう。
継続するためには、「理念」が大切です。
誰かを追いかけるよりも、「昨日の自分よりもステップアップする」
「自分の理念に沿った行動を続ける」ことです。
継続して改善していけば、徐々にレベルアップできます。
理念さえブレていなければ、問題ありません。