自分の嫌な気持ちを尊重できた
お母さん、もっとちゃんとやって。
子どもの先生からそんなふうに言われている気がした←ハッキリ言われたわけではないんだけど言葉に乗ってきたの。
小学5年の子どもへの親のサポートってどこまでやるものなんだろ。
お膳立てはするけれど、「自分でする」が必要だと思っていた私は間違いだったのかな。
心の葛藤
私はね、子どもとの信頼関係がうまく築けていなくって、私が言うことを子どもたちは全然聞かなかったの。
親として、子どもがちゃんとできることを促すのは当たり前だと思っていたけど、促したってやるのは子ども。
そこまでコントロールできなかったのね。
子育てノウハウも効く、効かないってあるよね。
やり方もそうだけど、そもそも親子の信頼関係があるかないかで結果は大きく違うかなぁって私は感じたよ。
だってさ、この人が言うんなら仕方ないか、やるか!なんてのは大人にだってあるじゃん。
(もちろん社会性が育ってる大人は我慢してやりますけどね)
感覚よね、そういうの。
この人に言われてもやりたいとは思えないとか、そんな親にはなりたくないなぁーって、私はすごく思ってる。
だから私は子どもとの信頼関係を優先しようと決心して、私なりに関わってきたのね。
でもこればかりはすぐに結果が出るものでもなく。
子どもが思春期に入る手前でやっとね、長男も次男も聞く耳を持ってくれるようになって…なんかフツーと逆よね。
やっと、じっくりと話ができるようになったんだぁ。
だから勉強が大切だという話も、自分の気持ちを理解することと伝えることが大切だという話も、夜みんなでゲームをして楽しむこともやっとできるようになってきたのね。
学校適応なんてこれからなんじゃないかな。
どこまで無理なく適応し、どこで一線引かないとしんどくなるかっていうところを一緒に考えながら大きくなっていくんじゃないかな。
その過程を周りと比べるんじゃなくて、自分のペースでね、できる範囲で積み重ねていくのがいいんじゃないかな、なんてね。
私なりに考えていて。
でも丁寧に関われるほど時間もなくて。
いつも葛藤してた。
仕事辞めたら時間はできるけど、そもそも私は自分で全部コントロールできるほど自制力が強いわけではなく(ADHDの弱みかな)。
仕事がペースメーカー的な役割をしてくれてることはなんとなく感じてる。
だから辞めたとしても多分、今以上の結果なんて難しいんじゃないかな…。
そんな気持ちと、でも子どものことでやれることはやりたいと思う気持ちと、常に揺れ動くココロ。
だからバランスが大事って、自分に言い聞かせるためにもこの【みかんのバランスライフ】で記事を書こうと思ったのよ。
先生、ごめんね、受けとめられない
おかあさん、もうちょっと頑張って、もうちょっと関わるようにして。
そんな先生の心がビンビン伝わってくるの、言葉を通して。
先生の気持ちはわかる、でも今の私にはそれ、受けとめられないや。
そうやって自分の気持ちを守ってあげないと、涙が止まらなくなりそうだよ。
決めた。
とりあえず、表向きは先生の話、了解したことにする。
でも、流す。
もっとお母さん、ちゃんとやってほしいっていう言葉に乗ってきた感情は受け取らないよ。
私、やってるもん!
気を遣って反応しないことを実行する
今日の個別登校の1時間では、私も何故か授業に参加することに。
いつもは隣の仕切ったスペースで待ってるんだけど、今日は呼ばれちゃった。
さっき先生から言われた言葉であふれた感情がまだ落ち着かないんだけどな…。
あ、そうか。
こういうときこそ「反応しない」をすればいいんだ。
意識して先生からの言葉に必要以上反応しないようにしてみた。
で、気づいたの。
私、どんなときでも相手に合わせて気を遣って反応していたことに。
どんな言葉を聞いても、相手が気を悪くしないようにいい反応を心がけてた。
自分の気持ちは無視して。
で、こういうときに空回りしちゃうんだよね、いつも。
相手の気持ちを優先して、自分を大事にできないから落ち込んじゃうんだ。
気づいたから、今日は意識してシャットアウトできた。
先生がいろいろ言ってきたとき、いつもあいづちを打っていたの、私。
長男は反応しないから。
私が代わりに話さなきゃって思って。
私、ホントはそれしんどかったよ。
長男が反応しないから私が反応して、それやると長男を無視してるみたいで、なんか何のための学校?って。
意識して反応しないことにしたら、ちょっと気が楽だった。
私、ずっと気を遣って反応してきたんだなってわかった。
我が子に1時間割いてくれている先生のためにいい気持ちでいてもらいたいからって。
でもそれやるとエネルギーが吸収されるような先生で…思いやりの交換ができるような先生じゃなくって。
行くと疲れ果てちゃう。
長男も同じ気持ちだったみたい。
もっと自分の気持ちを大切にしよう
仕事でも子ども関連の面談でも
「なんか持っていかれる!」
という感覚を受けることがあって。
それは多分、今回のように相手が一方的に強くこちらに訴えかけてくるときに、それに気を遣って反応していることが原因かもしれないって今日やっと気づけたよ。
相手が故意だったら私も気づいて距離を置けるんだけど、相手がこちらのためを思っているのもわかるときとか、仕事で味方でいたいと思っているときとかは私も前のめりになってしまったりする。
無理に反応しないで、まずはそのまま聞きながら反応を減らしていくのも大事なんだよね、自分のために。
そのあとズーーーンと落ち込まないために。
今日で、「何でも反応しすぎる自分」から卒業します。
自分から自分へ、よく頑張ってきたね。