出産のこと、思い出してみた
ふとボトルアクアリウムをのぞいたら、ミナミヌマエビのお腹にたくさんの卵が!!
わ、わかるかな?
命ってスゴイよね。
私、上の子2人の妊娠と出産は順調だったのだけど、フルタイムで働いてて、つわりでつらくてもゼロカロリーのゼリー片手に動き回ってて、全然余裕なかった。
ブログとかでお腹の赤ちゃんを感じて毎日過ごしてる人がうらやましかった。
今思えば、大切な命なんだもん…もっと感じて、浸っても良かったな。
出産だって痛かったし、意識朦朧としちゃって、なんとか出産できたって感じだった。
3人目の三男のときは、少し余裕ができててね、出産のいちばん痛いときにちゃんと対話したの覚えてる。
上2人も立ち会えたらって病院に呼んでたんだけど、21時過ぎたから夫と一緒に家に帰して、ひとりきりで産んだの。
心細かったのは最初だけ。
いよいよ耐えられないくらいの痛みがきたなぁーってとき、対話したんだぁ。
予定日が2月2日だったから、ににちゃんって呼んでて。
「ににちゃん、もうすぐで会えるねー。
ママ、頑張るからににちゃんも頑張ってねー。」
って言ったかなぁ。
痛くてつらいんだけど、ゆっくりと呼吸してね。
痛みがきてるところがどこら辺かじっくりと感じるようにして、出てきやすいようにそこら辺に力を入れてあげたりした。
ちょっとずつ下に降りてくる感覚もわかった。
お腹を触りながら、
「もう少しだよー。」
って声をかけた。
めっちゃ痛いんだけどね、一緒に頑張ってる感じがわかった。
ああ、もう出てきそうだなって思って、助産師さんを呼んだのはもう23時。
助産師さん「次の陣痛の合間で分娩室に行きましょう。」
と言われて、合間に走ったよね(笑)
両腕を2人の助産師さんに抱えられながら。
分娩室では経過を見てくれてた助産師さんが取り上げてくれて、隣で手を握ってくれてたのは知り合いの助産師さん。
なんとね、私が理学療法士の学校にいたとき、同じ寮で看護師さんを目指してた女の子。
おんなじお風呂に入ってたし、ひとことふたこと、話したことあったかなぁー。
一人目の出産ではもしかしてって思ってただけで、二人目では「やっぱりそうだよね?」ってなって、三人目で初めてお産に同席してもらえた感じ。
嬉しかったなぁー。
分娩台に上がって2回目のいきみで出てきてくれた三男は、ポテっとしててかわいかった。
5年開いたから、骨盤が開いていく過程は初産のときと同じくらい時間がかかって痛かったけど、そのあとは道ができてるから早く出てきてくれた感じ。
つわりも出産も三人三様だった…ホントに大変だったけど、それが命の重みでもあるんじゃないかなとも思う。
こうやって振り返るとなつかしいな。
ずっとずっと生き急いできた私に、心を感じ、ゆるめる大切さを教えてくれた我が子たち。
尊い命。
ミナミヌマエビのママも出産、頑張ってほしいな。