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法多山で願いをこめて

先日、少し遅めの初詣と、前厄である旦那さんの厄払いの御祈祷をお願いしに、「法多山 尊永寺」に行ってきました。

厄除観音 法多山 尊永寺

静岡県袋井市にある高野山真言宗別格本山の寺院です。
遠州三山の一つで、厄除のご利益のお寺として知られていて、厄除だんごが名物となっています。


▪境内の様子

国指定の重要文化財である仁王門をくぐり樹齢400年を越えるといわれるたくさんの杉の木を横目に歩いていくと、本堂へ繋がる250段ほどの階段があります。
人の多い時期だからか、訪れた日は安全対策のため、階段の横をぐるっと大きく回る坂道の方しか通れませんでした。
たくさんの杉の木に囲まれた道を歩いていきます。

このお寺は、本堂など一部以外はわんこも入ることができるので、たくさんの方がわんこと一緒にこられていました。

わんこが少し急な坂道を楽しそうに歩いている姿がとても可愛くて、うちのわんこも連れてきたいな~、でもたくさんの人やわんこがいたら震えあがってしまいそうだから、落ち着いた時期の平日がいいかな~なんて考えながら、私も少し急な坂道を楽しく歩いてきました。

一番高いところまで上がると、本堂があります。

旦那さんが厄払いの祈願祈祷を受けている間、30分くらいあったのですが、広々とした本堂の前にはたくさんのベンチが置かれているので、座ってゆっくりと過ごすことができました。

▪お賽銭に願いをこめて

朝からお賽銭の5円を探して、喜んでお財布に入れていたのに、向かう途中のコンビニでうっかり使ってしまった私。。。
まあ、もともと1枚しかなかったのですが。

どうしようかなと思い、調べてみると金額によってこんなにいろんな意味があるんだ!とびっくり。今まで知りませんでした。

今年は引っ越しを控えているのもあり、今の場所からすごく遠くではないのですが、環境はがらっと変わります。

100円玉は「百のご縁を結ぶという」特別な意味があって、より良い人間関係や縁を願うものだそう。
とてもいい☆と思い、心を込めてお参りしました。
なんだかいい年になりそうです。

▪納札所で親子にほっこり

参拝をすませ、昨年のお札を返納しようと納札所へ行くと、小さな女の子がお母さんに「ありがとうございましたって言って返すんだよ~」と教えてもらいながら自分の手でお守りを返している姿をみかけて、なんだかほっこり。


▪お気にいりのお守り袋

法多山では、たくさんのお守り袋があって、自分の好きなものを購入することができます。とても綺麗なもの可愛いものがたくさんあります。

中に入れるお守りは別に売られているので、何度でも使うことができます。


今回選んだもの。左から
・七宝繋雪月花裂(紺) →旦那さん用
・悦重山茶花紋(紺)  →自分用
・陽春桜花紋      →母用
・開運犬張子紋     →わんこ用

とても素敵なお守り袋を見つけることができました☆
この一年、よろしくお願いします。


▪厄除だんごで厄除けを

法多山を訪れた方はみんな買っていくと言われているほどの有名なお団子です。
5本の串にさしたお団子は、頭、首、胴体、手、脚を表していて、お団子に厄除けの意味が込められているそうです。

今回写真が全然撮れていなくてのせることができないのですが、小ぶりな5本のお団子が連なったものが2つで1セットになっていて、1人でもペロッと食べられるくらいです。
やわらかいお団子にあんこがたっぷりのせられていて、おいしいです。

特別な日や季節限定で販売される、茶だんご、桜だんご、栗だんご、みたらしだんごなどもあるそうなので、またそちらも味わってみたいです。

ごちそうさまでした。


▪季節の催し物

法多山では、いろいろな催し物がされています。

夏の風鈴まつりでは、境内のいたるところに風鈴が飾られ、涼しげな美しい音色で境内が包まれるそうです。

また、法多山で一年でもっともご利益があるとされる7月10日にかけて、7月9,10日に万灯祭が行われ、本堂前に何千もの灯篭が灯され、忘れられない夏の絶景といわれているそうです。

他にも、桜や藤、紫陽花などが季節ごとに綺麗な花を咲かせたり、蛍や紅葉も楽しめるそうで、いろんな季節に楽しみがありそうですね。


私は2年前まで関西に住んでいたので、こちらのことはまだあまり知らないことも多いのですが、いいなと思える場所がまた1つできて、楽しみが増えました。

帰りに食べた浜松餃子と、キルフェボンで購入したケーキもとってもおいしくて、いい一日になりました。

みなさまにとっても良い一年となりますように☆
読んでくださりありがとうございました。






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