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現状維持は甘えだと思っていた私に「そのままでいいじゃん!」と言ってくれた

絶賛、キャリア迷子です。
いや、キャリアと言わず、人生の迷子です。

もっと高みを目指したい気持ちと、十分幸せで落ち着いている現実が混ぜこぜになって、言語化に苦戦するほど。呼吸のように書いていたnoteも、最後の更新からあっという間に5日経っていた。


1週間ほど前にパートナーができて、先日仮引っ越しを済ませた。まだ現実味が無い中で翌朝、洗濯機からふたり分の洗濯物を取り込み、パートナーの仕事着の紐が結んだままであることに「もうっ」と思う。今後こういう小言が増えるんだろうな、と、結び目はそのままに畳んだ。

何だか、環境変化スピードに、思考を整理するスピードが追いつかない。

もっと頑張らなきゃ、変わらなきゃ、と焦る自分と、容赦なく変化する環境。
きっとそれは「変わる=正解」「変わるべき」と思い込む自分に原因があるのかもしれない。


「え、そのままでいいじゃん!」と言ってくれたのは、ちょうど出会って10年になる高校の同級生たち。

私が通っていた女子校は、学年問わずなぜかみんな価値観が似ている気がする。勉強はもちろん、部活も行事も遊びも、全方向に全力だった。27歳になった私たちは、あの頃ほどの体力は無くても、根本的なところは変わらない。

事務職でOLをしている子、今でも大学で音楽を学んでいる子、国家公務員になった子、私の同級生は進路も様々だ。

そんな彼女たちが、私の現状を羨んでくれた。
一緒に高みを目指し続けた青春の同志たちが、現状維持を認めてくれたのだ。


フリーランスを目指してSHElikesに入り、確かにライターとしてお金を頂けるようになったけれど、元上司から紹介してもらったパートの仕事は楽しいし、それの合間に心地よくライティングをする現状に落ち着いてしまった。

ライター1本で生計を立てる難しさも、1年挑戦してみてわかった。
というか、それは私が目指しているものとは少し違うかも、と気づき始めていた。

せっかくSHElikesに入ったんだし。

せっかく企画メシにも飛び込んでその道の同志に出会ったんだし。

せっかく「ライター」のえんどうを応援してくれる人がいるのに。

そんな「せっかく」のしがらみが、現状維持を拒む。
全ては理想の未来を創り出すための手段でしか無いのに。

いや、その「理想の未来」すらひっくり返りそうな。
そんな人生の転換期に、私はいま立っている。

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