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100人全員に刺さる記事はない|SHElikesライターコンペ丸わかり講座
過去に3回、オンラインキャリアスクールSHElikesのライターコンペに参加しました。
1回目は入会して2週間も経っていないころ。noteの使い方もよくわかっていないのに、ライター入門コースを受講してモチベ爆上がりの私。「え、書きたい?!」で勢いで書いてそのまま提出。あんなめちゃくちゃな文章を、仮にも一度目を通させてしまったのは、いまでも本当に申し訳ない……。
2回目は、1ヶ月空けた今年4月。コンペ受賞作品を見て「ああこういうことか……」と、「コンペ記事とは」をすこしだけわかった段階で提出。
そして3回目はまた1ヶ月空けた6月。反省会をして気合を入れて臨んだけれども、やはりまた入賞には至らず。
これ、もう無理じゃない?!
そう、根を上げていたときにありがたい講座が開講されました。
『書き手としての心得も学べる!ライターコンペ丸分かり講座』
この講座では、いつもライターコンペのFBをしてくださる仲奈々さんが、実際にコンペで気をつけることやポイントを解説。
コンペって気をつけることが多くて本当に大変……と思って、これまでも2ヶ月に1回しか出せなかったのですが……。
大事なことはゴール設定と誰に読んでもらいたいか。
この講座のゴールもとてもシンプルでした。
ライターコンペを書く上で気をつけるポイント
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①SHElikesを知らない人でも伝わるか
「家族にSHElikesに入会することを説得するとき、どう話しますか?」
このたとえがいちばん納得でした。
会話ではいつも、話している人の知識に合わせて話しているのに、文章だとなぜかそれが抜けてしまう。
お母さんに「今日SHE銀座でコーチングがあるんだよね」とは言わないですもんね。
②記事からどんな学び、発見があるか?
学びと発見があるかどうかが、「記事」と「日記」の違い。
伝えたい人に、どんな話をしたら興味を持ってもらえるか?豆知識のようなものを盛り込めているか?
普段書いているnoteでも意識したい……!
③この記事を読んだ後、読者にどのような行動をしてほしいか?
読後感、ゴール設定とも言い換えられること。
ゴールはなんでも良く、これを最初に決めることで記事の構成やターゲットがはっきりするそうです。
そして大切なのは、ゴールは1つに絞ること。
いくつもゴールがあると、「結局どうしたらいいんだろう」と読者を悩ませることになる他、記事の印象が薄くなるということでした。
記事のネタ探しポイント
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記事のお題によっては「書きづらいな……」と思ってしまうこともあります。そんなときは「なぜ書きづらいと思うのか?」と考えること自体が執筆のヒントになるそうです。
①経験から掘り下げる
たとえば「習慣化」についてのお題。「私はSHElikesの勉強を習慣化できていないから……」と諦めがちですが、ちょっと待った。
勉強に限らず「習慣化」の範囲を広げると、自分が小さなことでも習慣にしていることは必ずあるはず。
それを見つけたら「なぜ私はこれだけは習慣化できているんだろう?」「逆になぜ勉強は習慣化できていないんだろう?」と考えていきます。
経験を掘り下げることで、新たな発見やオリジナルな記事に繋がりそうです!
②書籍などからインプットする
ネタが見つからない場合は、外部からネタを取り入れるのも1つ。ですが、インプットの内容をそのまま記事に書くと、「その本を読めばいいじゃん」となってしまいます。
インプットしたことを自分はどう考えたか、何を伝えたいかを落とし込むことで、自分だけの記事が書けます。
③過去の受賞作品を見る
過去の作品は宝庫!いいなと思った記事を真似てみるのも、練習としてありだと思いました。
万人ウケは狙わない!
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どうしても私は、「誰にも嫌われたくない、八方美人な文章」を書いてしまいがちです……。
でも仲奈々さんは「全員に刺さる記事はない」といいます。
100人いれば趣味嗜好もまったく異なる。その人たち全員が「いい」と思う記事を書くのは、不可能に近いのです。
だからこそ、「この人に届ける」を意識する。それでも仲奈々さんは「プロでも外すことがある」といっていました。プロ野球選手でも打率は3割あればいい方だと。
これからも書き続けて試行錯誤して、当たる確率を上げていきます。
そして今月からは毎月コンペに挑戦します!これが本業なんだから、もう出さない言い訳を作りたくない!ここで宣言します。