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優しくされるから、優しくしたくなるんだよね|コーチングの、その後

「エビアンさんが日頃、周りの人の成長や頑張りを喜んでいるから、周りの人もエビアンさんが頑張ったことを喜んでくれるんだと思いますよ」

月に一度のコーチング。今月の振り返りとして「マラソン大会完走やFP合格で、職場の人やパートナーがすごく喜んでくれたのが嬉しかった」と話したら、コーチのまこさんがそう言ってくれた。

言われた直後はあまりピンと来ず、「そうなんですかね〜?」と歯切れ悪く応える。周りが喜んでくれたり応援してくれたりしたことは確かに覚えているのに、自分が周りにそうしている覚えはあまりない。「あとで旦那さんに聞いてみてください♪」と、まこさんは素敵な笑顔で返してくれた。まだ旦那じゃなくて彼氏なんです、とは、言わなかった。


『与えられる側から、与える側に』
常々そう思っているのに、気づけば私はすぐに誰かの「すごいね」を欲しがり、しんどくなったり生理が来たりしたら、一気にネガティブゾーンに落ちる。とてもめんどくさい性格と付き合いながら、生きている。

パートナーは、いつも優しい。
私の機嫌が悪くなれば、どれだけ気まずくても「話そう」と言ってくれる。話して理解することを、絶対に諦めない。完全に落ち度が私にあっても、「じゃあ俺はこうする」と解決策を必ず出してくれる。

「優しいね」と先日ふと伝えると、「みかが優しいから、俺も優しくしたくなるんだよ」と応えてくれた。わざわざコーチングで言われたことを訊かなくても、答え合わせができた。

人は鏡だ。優しくされれば優しくしたくなる。応援されれば応援したくなる。笑顔で話されれば、笑顔で応えたくなる。
相手の行いや言動に疑問を感じたら、まずはその人に映る自分を見直そう。そんな気づきをくれた、コーチングだった。

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