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LINEをあえて即レスしない行為に名前を付けたい
人付き合いがうまくいくかは、レスポンスの頻度が心地いいかにかかっていると言っても過言ではない。
メッセージを送っている最中から真っ先に既読が付き、20秒と間が開かずに返信がきて次々と話題が移る、いわゆる「即レス」をされるととても圧迫感がある。
物理的に目が疲れるし、スマホに張り付かなければならない緊張感もある。
逆に、今日のお昼に連絡した内容に対して次の日の夜やっと返信が来るようだと、これまた困る。
どうでもいい内容であれば別にいい、と思いがちだが実は、どうでもいい内容ほど困る。どうでもいい内容を着地させるのに、2週間もかかっては溜まったもんじゃない。
レスの速さは仕事の速さ、と前職で習った。
もちろん仕事上では、レスは早いに越したことはない。
ではプライベートでは? 心地いいレスポンスの頻度って何だろう?
心地いいレスポンスの頻度との出会い
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この人のレスポンスの頻度はいい、と初めて思ったのは、大学時代のアルバイトの同期。
特に密に連絡を取っていたわけでもなく、気を使わない普通の「友だち」だったが、いつ連絡を取っても大抵すぐ返信をくれた。
即レスでも遅すぎでもない、心地いい頻度。気になって返信がくるまでの時間を見ると、ちょうど3分。
ある日その友だちにそのことを伝えると、「気づいたら返してるだけだよ」と言っていた。特に意識したことはなかったらしい。
気づいたら返す、がなぜできないのか
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友だちの「気づいたら返しているだけ」ができない人は多い。
正確に言えば、「できない人」と「できるけどしない人」に分けられる。
返信をするときの私たちは、いろいろなハードルに阻まれる。
忙しいから手が離せない「物理的なハードル」と、返信しなきゃいけないのはわかっているけど気分が乗らない「心理的ハードル」。
「できない人」は前者、「できるけどしない人」は後者だ。
でも、「できるけどしない人」には他にも要因がある。
何となく即レスすると相手に悪い気がして気まずい、もしくは、好きな人からの連絡はあえて即レスしない、といった心理だ。
好きな人からのLINEはなぜ即レスできないのか
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好きな人に対するレスポンス頻度については男女差があるようで、あえて即レスしないのは女性によくある傾向らしい。
好きな人から連絡が来るのは、嬉しい。
スマホを何度も見て通知が来ているかどうか確認して、来たらすぐに「未読」の状態でメッセージを確認する。
本当はすぐにでも返信したい、けどあえてしない。
これはどうしてだろう。
なるべく長く話をしていたい、と思う。
話が途切れて寂しくなるのが怖い、と思う。
返信が来ない間自分のことを想っていてほしい、と思う。
どれも正しい、けど、何だかもう少し根深い理由がある気がする。
世の女性が一般的にそうである、根底の理由が。
同じ時間や同じ話題を「共有」したがる、恋とか愛だとかの特性が。
ただし、それが育まれるのは、レスポンスの頻度がお互い心地いいことが前提であることを忘れてはいけません。