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ストレングスファインダーを読み解いたら、「責任感」が「活発性」を押し付けたから退職したんだとわかった

先月、マーブルコミュニティ内イベントをきっかけに、ストレングスファインダーを受けてみた。

▼マーブルコミュニティとは

ストレングスファインダーとは、個人が持っている才能や強み、弱みを発見するツールで、全34の資質で分類される。

▼この本を購入してWeb診断すると、上位5の資質がわかります

私の上位5の資質はこのようなものだった。

1 活発性
2 責任感
3 目標志向
4 学習力
5 アレンジ

上位5つ中3つが「実行力」の資質。「人間関係構築力」がひとつも無くて、面白い

全て納得だった。そして、どうして前職を退職したのかわかった。


前職の退職理由は何ですか?


転職活動をすると必ず訊かれるこの質問。
辞めた理由は一言で言うと「成長の機会を失ったから」だった。

居酒屋の店長をしていた当時、複数店舗を任されていろいろなお店の営業に入っていたタイミングで、自分の店に配属された中途社員からSOSが出た。「みかがお店にいないと退職されそう」と判断した上司は「今はみかの成長より離職を防ぐことが大事」と、自分の店に戻るよう私に伝えたのだ。自分の成長を止められたと感じた私は、そこから一気にモチベーションを落とし、退職を決断することになる。


けれど、ストレングスファインダーを読み解くと、上司のこの発言は単なるきっかけに過ぎないのかも、と思い始めたのだ。


「活発性」は、思い立ったらいろいろな場所に飛び込んでやってしまう資質(だと思っている)。実際私はそういう節があるし、ひとつの場所に住み続けることが向いていない自覚もある。だからそもそも、ひとつの店舗に3年も居続けた前職の状況が、苦しかったのだ。

けれど「異動したい」とは言わなかったし、そう思わなかった。それは2位の資質「責任感」が関係している(あるいは悪いように働いてしまったんだ)と思う。

「責任感」は、それを必ずやり遂げる資質(だと解釈している)。初めて責任者を任されたお店は、利益率が出にくい、難しいお店だった。そこにコロナも重なり、真っ先に閉店を通告されてもおかしくない状況のまま配属されたのだ。

必ず存続させる。アルバイトの雇用は絶対に守る。このお店は私が立て直す……

そんな責任感で、夢中でお店に入り込んだ。上を目指せばいくらでも目指せる。これは3位の資質「目標志向」なのかもしれない


そうやって、「責任感」と「目標志向」が強く出てしまった結果、「活発性」を押し付けて、「学習力」もマンネリ化したんだと思う。

きっとそれに気づいて「そろそろ異動して新天地で学ぶのもいいかも」と思えていれば、退職はもう少し先の話になっていたかもしれない。


自分の強みはわかっているつもりだったし、概ねズレはなかったけれど、こうして自分の資質が「悪い方向」に働いた例を見つけられたのは新鮮だった。

完全に避けることは難しいものの、日々の生活でストレスを感じるときは「資質が悪い方向に働いているのかも」と立ち返ることで、状況が変わるかもしれない。そんなヒントを、今回ストレングスファインダーが教えてくれた。

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