こころは腸にある
50分。
これがコロンハイドロセラピーのセッションに使う時間です。
人それぞれに反応も、出てくるものも、体調も違いますので、
50分を目処に注意深くみなさんの様子をうかがいます。
クレンズを終えて、トイレもすました後にほっと一息。
足を伸ばして椅子に座ったり、ハンモックに揺られてうとうとされた後、
今日のクレンズのお話から、みなさんの個人的なお話へとつながることが
多いのです。
「感情は腸にたまる」と言いますが、わたしもそう感じています。
ある時、クレンズ後のトイレで急によみがえった思い出を話してくれた
クライアントさんがいました。
親にダメ、と言われた小さな思い出。
記憶にあることすら忘れていたような出来事です。
それを話しながら、彼女は泣くのです。
「あれ、なんで泣いてるんだろう」なんて言いながら
それでも涙が止まりません。
その思い出から、彼女のこころの旅が始まりました。
たくさんのアップダウンと、不安定なこころの動きがあったのに、
日々の生活の中、ゆっくり向き合う事もできずに大変だったようです。
そして今回、とことん見つめるために、6回の断食クレンズを受けました。
おうちに戻られてからいただいたお便りには、
”自分の気持ちの変化に驚きました。 本質は変わらないけれど、
自分の捉え方が変わり、それだけでこんなにも自由で穏やかな気持ちでいられることに、びっくりしました。”とありました。
腸に滞っていたなにかが流れ、想いの仕方が変わったようです。
こういうことは、本当によくあります。
腸は臓器だけではない、こころに関わる役割がある、と確信するほどです。
昔、友人たちから”バーのママに向いている”(笑)と言われ続けたわたしのサロンには、素敵なバーカウンターがあります。
セッションを終えた後は、このカウンターでお茶など飲みながら、
みなさんといろんなお話をします。
実はこの”バーセッション”が腸内洗浄の仕上げ。
腸とこころがつながる時間です。
うちだけのサービスだと自負しております。: )
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