作者のマイア・コベイブさんは、現在ノンバイナリーを自認し、現在は乳房切除術(いわゆる「胸オペ」)を経ていることを自身のインスタグラムで公表しています。女性の身体で生まれて、成長する過程、思春期で二次性徴を経る中で、生理を大変辛いものと感じてきたことが描かれています。「生理にまつわる悪夢」の内容は、重苦しく、読んでいてなかなかに辛いものがあります。
どのようなジェンダーの人であれ、二次性徴を経て変化する身体と折り合いをつけて生きるのことには困難や戸惑いが伴うものです。「自分にとって生理の経験とはどういうものか」ということを詳らかに語るのは、結構ハードルの高いことではあるのですが、初潮を迎えたぐらいの年齢、思春期の人にはこういう経験こそ語りとして知りたい部分でもあると思います。
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