No.3 コロナによる stay home を利用して「白髪育て」始めました(その3)
前回は、なぜグレイヘアにしようと思ったかを書きましたが、今回は「白髪育て」のエピソード0を書きたいと思います。
グレイヘアの幕開け
私が「白髪育て」を意識しだしたのは、2年ほど前だったでしょうか、NHKのニュースやあさイチで取り上げられたのを観て「!!」と思ったからです。(!!ってなんやねんw 語彙力が足りないのでご容赦を)
もちろん、それまでも、白髪を染めない人はたまに居た、居たけれども「グレイヘア」なんてオシャンな言い方一つで何だか印象が違うのです。確かにイギリスで「Gray hair(Grey hair)」と言ってはいたけれど、日本で「Gray hair(Grey hair)」なんて言ったことありませんでしたし、ただただ、英訳としか捉えていませんでした。
しかし!カタカナで「グレイヘア」と書くとなんかカッコイイw
そんなわけで、白髪染めに悩む女性のフックに引っかかったと思われます。
行きつけの美容室で
「グレイヘアにしたい」と言ってみる
担当者さんから返ってきた第一声は
「いやぁ…、まだ早いんじゃないですか」
でした。
まぁ、そうよね、そうだよね。今は80代でも染めている人は多いし、東京のような色んな人が居るような大都会じゃなく、ここは地方都市、地方ほど、
白髪→染める=若見え
の意識が強いように思います。
それでも、美容室に行く度に「染めるのメンドクサイ、やめたい」と言っていたからか、他のお客さんから相談があったのかはわからないけれど、
「じゃあ、グレイヘアに向けてやっていきますか」
と担当の方も言ってくれて、それまで、結構暗めの色で染めていたのを、伸びてきた生え際の白髪がハッキリクッキリしないよう、徐々に明るい色にしていきました。染めてスグはわりと落ち着いた色なんですが、1週間くらい経つと結構いい感じの明るさになり気に入っていました。
印象的なグレイヘアの女性
今まで出会ったグレイヘアの女性の中に、印象的な人が3人居ます。
1人目は、前回登場した東京の叔母です。
2人目は、夫の昔の上司の奥様。初めてお会いした時、恐らく、当時50代になられたばかりくらいだったと思うのですが、ベリーショートのグレイヘアで、それがとっても似合ってらっしゃいました。東京のご出身だったと思うのですが、「さすが、都会の奥様は違うなぁ。カッコいい~」と思ったのでした。
そして3人目は、見ず知らずの方なんですが、会社の近くで2回ほどお見掛けしました。年齢は60~70代くらいでしょうか。その女性、とってもオシャレなんです。黒いロングコートを着て、ハイヒール。まだ少し黒髪も混じったグレイヘアはひっつめのお団子にされていてめっちゃカッコよかったんです!
「ステキですね!」と声を掛けたくなったほど(人見知りなので掛けてません)でした。「今、70歳くらい(私の勝手な推測)ということは、バブル時代は30代。きっとアパレル関係でバリバリ仕事をしていたんじゃないかしら。」とか、「実業家かしら」とか「バイヤーかしら」とか妄想が膨らみましたw
いわゆる、いい所の奥様風ではなく、バリバリ仕事をしている、しかもアパレルとかデザイン系のオシャレな職業の人なんじゃないかと思わされるような女性でした。
というわけで、グレイヘアの女性に対してマイナスな感情を持ってはいなかったのですが、やはり、世間の常識とされている「女性は白髪を染めるもの」という価値観に私も流されていました。でも、だからといって…
女性たち!みんな白髪染めは止めるべきよ!
なーんてことは思わない。(結構、こういう価値観押し付けてくる人居ますよねー) 自由に自分が好きにすればいいと思います。好きなファッションを選ぶように。それを誰からも押し付けられること無く「自分で選択する」がベストじゃないかと思うんです。染める自由、染めない自由、どちらを選ぶかは個人の自由。
そんなわけで、ゆるっと情報交換したり、白髪を育てる過程で励ましあったりできる仲間が欲しいなと思いまして、Facebookグループ「グレイヘア(白髪育ての会)」を作りました。もし、よろしければご参加ください。