それが私の才能
将来についてモヤモヤと考え続ける日々。
28年の仲である妹にも少し相談してみました。
妹の発言で印象に残った言葉があります。
「それがねえねの才能なんだよ。」
子供の頃からの夢
私には将来の夢がありませんでした。
厳密に言うと、小学生の頃までは確かにありました。
しかし成長するにつれ私の好きなことって?得意なことって?と迷走していく一方。
だからなんとなく地元のそこそこの進学校に通って、なんとなく女子大に通って、なんとなく就職をしました。
と思っていました。
しかし妹と話してみると、私の昔から変わらない将来の夢が見えてきたのです。
それは文章を書く仕事がしたいということ。
小学生の頃の将来の夢は「小説家」でした。
小学校の卒業式で「私は小説家になりたいです。そしていつか芥川賞を取りたいです!」と宣言したのを覚えています。
成長するごとにそんな甘い世界ではないことに気付き、その夢は消えていきました。
しかし大学で私が選んだのは文学部。
文学部で4年間みっちり日本文学について学びました。
講義の中で一番好きだったのが文章記述。
毎回ひとつのテーマについて小論文を書きます。
この授業では講師から私の文章を評価してもらえることが多く、非常にやりがいがあったと記憶しています。
妹と話しながら自分の過去を振り返ってみることで、改めて私は文章を書くことが好きなのだということに気がつきました。
私の才能
私には才能がありません。
勉強は多少できたけど、決して誇れるものではありません。
運動神経もどちらかといえば悪い方。
コミュ力も低く、私の良さって何?という状態。
コミュ力が高く運動神経抜群の妹を、何度羨ましく思ったことでしょう。
「ねえねってなんでゲームで学ぶの?」
昔から妹に聞かれたことがあります。
「なんでゲームで学ぶの?」というのは、以前テレビで島根県松江市雑賀町の特集をしていたときに、私が「戦国時代に雑賀衆という鉄砲隊があって……」という話をしたことがきっかけでした。
この当時『戦国無双』にハマっており、特に好きなキャラクターだった雑賀孫市について色々と調べていました。
そのため妹に語れるくらいには知識を持っていたのです。
きっかけはゲームでもなんでも、好きなこと、気になったことはとことん調べる!
それが子供の頃から変わらぬ私の習性です。
この習性は大学のレポートや論文作成の時にこそ役立ちましたが、それ以外に役立っているのを実感したことはありません。
しかし今回の妹との電話の中でこんなことを言われたのです。
「気になったことはとことん調査できる。それがねえねの才能なんだよ。少なくとも私には絶対に無理だもん。」
ハッとしました。
私に見えていなかっただけで、これが私の才能だったんだ。
ブログを始めて感じるのは、下調べの大切さです。
しっかり調べて書いた記事は沢山読まれ、そうでない記事はスルー。
それを実感しています。
だから私の気になることは調べるという習性は、ブログと非常に相性が良いのだと感じました。
これを踏まえより一層この道に進みたいという気持ちが高まります。
決意
仕事を休み、これからのことをモヤモヤと考え続ける日々。
妹との相談を経て改めてこう思いました。
私は文章を仕事にしたい。
だからこれから少なくとも1年は本気で頑張ってみます。
勉強も実践も、自分に出来ることを精一杯取り組みたい。
具体的にどうするかはこれからの時間で考えていきたいです。
文章を書いて生きていこう!というのは修羅の道でしょう。
しかし幸い私には周りに応援してくれる人がいます。
旦那も妹も……私のことを思っている人たちに結果でお返ししたいです。
私、頑張ります。