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○ 花のまわりで、 花の街
小学生の頃に合唱団で歌っていて、ある時に市内の障がいのある子の通う施設の体育館で歌ったことがあった。
子どもたちの好きな歌をうたって欲しいと『 花の街(江間章子作詞・團伊玖磨作曲)』、『 花のまわりで(江間章子作詞・大津三郎作曲)』の2曲を皆で歌った。
定期演奏会などで歌う時お客さんはとても静かなのだけど、この時、歌っている間大勢の子どもたちはわらったり声をあげたりしていた。初めての体験で、これはなんだろうと正直こわかった。
先生たちの説明もあまりなかった、今思うと子どもたちはよろこんだり、一緒に歌ったりしていたのかもしれない( 当時は全然わからなかった )。
18才を過ぎてから、私は身体障がい者の人の介助をしていた時期があり、知的障がいの人の通所施設へのボランティア体験もあった。色んな人とコミュニケーションをとれる自分でありたいと思っていた。
21トリソミーのある子と家族になり驚いたのは自分の中のたくさんの偏見である。知らない事が本当にたくさんあると驚いた。
あの時なぜこの2曲が選ばれたのか、今はなんとなくわかる気がする。とても美しい音色と歌詞が、感性ゆたかでゆっくり深い美しさを知る子たちに合っていたのかもと思う。
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