たましいのうた
手で植えられた青い稲が
強い風にあおられ
刈りとられることを
全力で拒んでいる
役に立たなくても
残らなくても
ひびかなくても
届かなくても
たましいのうたは
枯れることがない
いにしえの
井戸のように
すきとおった水が
湧き出る
それは 代価なく
乾いた人をうるおす
開け放たれた
泉なのだ
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手で植えられた青い稲が
強い風にあおられ
刈りとられることを
全力で拒んでいる
役に立たなくても
残らなくても
ひびかなくても
届かなくても
たましいのうたは
枯れることがない
いにしえの
井戸のように
すきとおった水が
湧き出る
それは 代価なく
乾いた人をうるおす
開け放たれた
泉なのだ