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失うと見えるもの…更年期の課題

更年期の課題の一つに執着の手放しがあります。
肉体は生理的に機能が低下して、循環や代謝機能が衰えてきます。どんなに水分を摂っても体に吸収しなければ肌の弾力は失われ皺ができます。

その表面上の変化に抗うと実は内面での老化が着々と進んでいくのです。

すぐには見えませんが…。

表面にこだわるほど、誰かと比べたり、他人を羨んだりしながら内面での闘いがネガティブな波動となり細胞は傷つけられてしまう…。

それでは真実の美しさとは、一体なんでしょう。
女性が使命に立ち向かう時に克服しなければならないのは自信欠如。「私は美しくなければならない」というコンプレックス。
女性が女性であるためには魂と肉体をひとつにする必要があるのです。
もっとも美しい姿とは、醜さ、老い、悪すべてを受け入れ、高く広い所から見上げられる在り方にあります。
もっと言うと、その瞬間に一番効果的に物事を判断して進めていける能力、魔女のような力です。

本来、更年期とはこのような時期なのですがなんせ、様々な情報洗脳により見えなくなっているのです。
心が透明で清らかであれば外見の皺やたるみも光に反射され影となる仕組が働きます。

必要のない自我や欲求を手放すと使命に向かうための、肯定的な力が発揮できるんです。

言と霊が結合がしめ縄

私たちの男と女の性質が分離する力はとても恐ろしい方向に向かいますが、一度破滅することでの気づくこともたくさんあります。それが、病気や借金、家族の問題などです。

グリム童話には、更年期の課題がたくさん描かれています。特に、自分の美しさを鏡の精に委ねる自己否定は、わかりやすいですね。
美しさとは、相手に明け渡した時に周囲が感じる感覚です。妬みや僻みは醜さを生んでしまいます。

私たちの命は男性と女性の共同力に基づいているのですから、個人の内側でも同じことが起こり得ます。この対立を結合することが、健康な生き方であり、病気の予防につながると考えています。


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