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更年期と老年期のはざま
更年期にはまったく感じることのなかった身体の不調を今頃になって感じています。
なぜ今なのですか?と自分に問いかけたのですが、どうやらこれも女性としての通過儀礼であると身体からの声が聞こえてきました。
これがデプレッションか…!?
女性の心と体は、生涯にわたりホルモンに影響を受けていきますが、更年期から老年期はさらにエストロゲンの分泌が抑制されて、交感神経が優位になり、イライラしたり不安になったりと不安定。これが慢性的になると本当の病気に進んでしまいますから、女性は生涯、この螺旋と波を繰り返しながら進む性なのだと受け入れることが大切です。
生物に脳がなかった頃は、螺旋と波に従って進化したのだから、頭で考えない事が一番だと思います。
ーーー更年期からは、自分が何をして良いかわからない人も多いと思いますが、昔の寿命を考えるとここまで命があることだけでも奇跡的な事です。出来る事を精一杯行う、それだけでも自然にご縁が繋がります。
この時期につながるご縁は、心の深いところで結ばれたご縁ですから価値を広げる程エネルギーが自分の中心に戻ってきます。
揺れ動く心と体のバランスを取るのは大変苦労しますがこうやって中心の軸を通して人との繋がりをつくっていくのが更年期なのです。
どんなに生い茂った草木も、やがて衰えるのは自然の循環ですが、その中には、次に生まれてくる命の軸が含まれているのも事実。
更年期でつくられた智慧の軸を次の世代に繋いでいくのが老年期の責任だと思います。
今は60歳でも身体は動き、頭だって働きますから止まらず進んでいきたいですね。
人は動かないと、細胞が死んでしまいます。
そもそも、転換期をピョンとひとっ飛びで超えるなんて、今までの歴史をみても無かったわけですから、一生探究する覚悟でいきますよ〜
体は枯れても心は枯れない老年期を目指しましょう๑˃̵ᴗ˂̵)
枯れたすすきがまだ美しいのは、いのちいっぱい
一生懸命生きてきたからだ。 相田みつを