悔しさは最高のパワーだ!
私はストレートで看護師になったわけではなく、普通の方より苦労したほうだと思います。
最初は高校を卒業してから、家を離れ、働きながら准看護師を目指していました。
学生見習いの朝はとても早く、寮の掃除、ゴミ出し、病院の掃除、診察準備から始まります。前夜には亡くなった方の処置や夜間救急の対応のまま日勤に突入です。
寝不足なので授業中はほとんど居眠りの時間でした。
もちろん、授業が終わっても夜診の介助に付きます。夜診と後片付けが終わり、やっと寮に帰っても緊急の呼び出しがあるかもしれないため、看護学生は狭い寮で待機です。
同期はいなかったため、いつもひとりで寂しく泣いていましたが、必ず看護師になると決めていたので、歯を食い縛って毎日を迎えていました。
唯一、日曜日の一日は、朝から自転車で3駅離れた実家に帰れることが出来きたのですが、夕方には寮に戻らなければならす、ゆっくりとした家族団欒は叶いません。
こんなふうに、准看護師になるまでは慌ただしい日々を送っていました。そして、ようやく准看護師になれたのですが、「お礼奉公」というのがあります。
その頃は上下関係がものすごく厳しくて、私の意見など受け入れて貰える訳などなく、3年のお礼奉公を終えて、早くここを辞めたいと思っていました。
葛藤
しかし、それからが葛藤でした。他の病院へ行くと、准看護師では知識不足だからと言われ続けて…結婚をして子どももいたので夜勤はできませんから、悔しさ全開!をバネに、猛勉強をしてケアマネジャーとして在宅支援をすることになりました。でも、やはり看護が好きなんですね。
現場に戻りたいと退職の相談に行った時、「今時、准看護師はどこも雇ってくれないわよ」と、ケアマネジャーの先輩に言われました。
その時、私の悔しさが全開!
2月に辞める決意をして、看護師の資格を取得するためにすぐさま看護学校を申し込み、改めて看護学生として、働きながら学び続けました。学校は家から新幹線で通学で、実習やレポート提出とかなりきつかった記憶があります。
私が48歳の時です。
今こうして看護師として活動できるのは、悔しさをバネにできたからだと思います。
現場で扱かれた分、心も強くなりました。新人看護師の辛さは手に取るようにわかります。
悔しいってすごい!
涙であふれた水は今、時を超えて心を満たしていきます。
今思うと、悔しい時の凹んだエネルギーは、意志の赴くまま体を動かすのだなぁと体感を通してわかりました。悔しさのパワーって、より良い方向にいくと心が満たされることを知りました。
今思うことは、厳しかった先輩や悔しい気持ちにさせてくれた人がいるからこそ、パワーを使えたのだという事、感謝しかないですね。
人間の情緒
人の成長は恐れから始まり、恥じること、悔やむことへ進みます。
それを省みることで体感として体が覚えていきます。覚えた体感をどう活かすかは、考え方に左右され、後輩育成に影響されます。
教育者にとって考え方から感情の取り扱いまでの責任はとても大きいですね。
人の情緒は、ホルモン系、自律神経や体制に確実に作用しますので、悔しさをより良い成長へと進めていきましょう。
未来の健康のために、私たちは心を取り扱う責任があります(๑˃̵ᴗ˂̵
新しい年になり「更年期意見交換会」は少しお休みしています。楽しみにしていた皆様、本当に申し訳ありません。
まずは今、苦しい方のために、更年期のご相談、コーチングをメインに進めていきますね。
今の自分は過去に選択した結果です。
満足いかないのなら、変化するしかありません。
私も真逆の視点を持てるようになり、確実に変化しました。
この経験が更年期の女性が自律に向かうためにお役に立てれば嬉しいです。
自律とは、自分の正しいさに従い、進むこと、そして、その先に幸せがあることです。
・新しいことを始めたい方
・何かに迷っている方
・方向性がわからない方
・とにかく話を聞いてほしい
・すぐに感情的になる
知っている知識と経験をもとに、精一杯お付き合いいたします。
皆様にお会い出来ることを楽しみにしています。
何か質問がありましたらコメントでお受けいたしますね!