肌の乾燥は電池切れだった！
皮膚は体の中で最も面積が広くて何千という神経が走っています。
ですから、センサーともいえますね。
感触とか、肌ざわり、というように、感じて、判断して、行動するための動機にもなります。
そして、皮膚の表にはプラスの電圧、裏側も１００ミリボルトに近いマイナスの電圧を持っていますから、皮膚は電池のような役割もしています。
１００ミリボルトと言えば、豆電球やLⅮEがつくような電圧です。ですから、薄い皮膚を１０枚も集めれば理論的には豆電球を光らせることが出来るわけです。
その電池は、肌をやさしくさすることで脳の前頭葉が活性化してオキシトシンとかセロトニンとか癒し、安らぎのホルモンが出るんです。
リラックス効果ですね。この時、さするという外部の情報が皮膚に伝達され、肌にとってが最善のバランスが整います。
電気は脳内でつくられて体のあらゆる組織に伝わって記憶されるんです。感覚として覚えてるんですね。
赤ちゃんのほっぺを堅いと認識している人あまりいないと思います。逆に石を柔らかいと感じる人はほぼ、いないと思います。
赤ちゃんのほっぺが柔らかくて気持ちいいと記憶しているから触りたくなるし、赤ちゃんがいると、無意識に近づきますね。
さするは、察するという意味もあります。
自然に頑張っている自分に気づいて感謝できますよ！
こうやって電池切れにならないように常日頃から充電しましょうね！
皮膚はとても広い情報処理システムですから、全身、心に非常に大きな影響を与えてくれます。
自分が出した電圧は見えないベールとなって全身を包み込みます。自分の感情や気分で皮膚のターンオーバーを促して乱れた肌の電子バランスも整えてくれる大切な役割です。
私は体感として、美容器具に劣らない効果があると実感しているので本当にお勧めです。
さすりの具体的な方法ですが、服の上からでいいんですよ。いつでもできます。
抹消から中枢へ、特にリンパを意識しましょう。
最後に顔も忘れずに。
肌のカサカサ、シミ、くすみは電池切れであるということを理解して頂けたらとっても嬉しいです。