ネイルサロン開業を諦めたわけ②

更年期の不調の悪い面がめちゃくちゃ影響しちゃってる。

ネイルサロンは当然のことながら、「予約」を入れてもらうわけだが、これが厄介!

…というのも、更年期の不調で私が最もキツイのが、気分の落ち込みだ。

40代の頃は、イライラが表に出てたけど、50代であがってからは気分の落ち込みがひどい💦

しかも、気分が平常心または快適な時は、落ち込んでる時の自分を客観視できないというなんともめんどくさい感じ。

そうだ!ネイルサロンをやろう!と思った時は、すごく気分が良い時だったのだと思う。

この気分の落ち込みは、PMSみたいに予測ができない。いつ落ちるか予測不能。

なのでお客さんの予約が入った時に、気分が良いかはわからない。
気分の高低差はネイルの仕上がりの差を生む。

気分が良い時は、「私天才か?」と思うほど、上出来✨
気分が悪い時は、そもそもネイルさえしたくない。ひたすら食って寝ての絵に描いたようなダメ人間生活。

実際、不調の時に、予約を入れてもらってたお客さんに具合が悪いからと言ってキャンセルしてもらったことが何回かある。

今はまだ無料モニターという形なので、こちらの罪悪感も少ない。
でもこれでお金をいただいてる状態なら、自己嫌悪と罪悪感で押しつぶされてしまう。

これを思ったのは、落ちてる時だった。落ちてる時の自分の考えは信用してない。逆も然りなんだけどね💦

とりあえず平常心の時にもう一回冷静に考えてみよう。

ということで、「暗黒期」を脱して、割と快適に過ごせるメンタルになった時。

やはり、気分の高低差がある今の時期は、お客さん仕事はするべきではないという結論に達した。

ここ数日で思ったことは、知識としてわかってたけど、実践できてなかったこと。
「他人を喜ばせたければまず自分が喜ばなくては」
「自分が充分満たされてなければ他人に与えることなんてできない」

思い返せば、20代は昼夜なく馬車馬のように働き10円ハゲに。
30代は髪の毛振り乱して子育てとワーキングママをして、体調とメンタル崩してパニック障害に。

40代は子供の不登校やらさまざまな問題にぶち当たり、イライラが爆発して物を投げたり子供にあたったりして究極の自己嫌悪に。

そして50代。また自分をいじめるのか?

そもそもミッドライフクライシス。それでなくても辛い時期。
もうそろそろ自分を甘やかして、安心させてもいいんじゃないか?

ありがたいことに、夫は「〇〇のペースでやったらいいんじゃない?」と言ってくれるとても優しい人。

周りに鼻息荒く「ネイルサロンやります‼️」なんて宣言して、3ヶ月で断念するとか、恥ずかしいし、ここは努力です乗り越えるべき壁でしょ!

と思って、また自分をいじめるとこだったけど。

50代はいろんな事を諦める時期なんだね。

心から思った。
諦めるの語源は「明らかに」することでもあるらしい。
私の性質と今の状態から、ネイリストという仕事は向いてない。
これを明らかにした時になんとも言えない、爽快感と安心感を感じた。

そう思った時、自分の頭を自分の手でポンポンしてあげた。

〇〇はよく頑張っているよ。私は知ってる。ちょっと休もうか。楽しいことたくさんしよう。

そう自分に声を出して語りかけた。

声に出して、自分に労いの言葉をかける。これってすごく脳にいいらしいんだよね。

私は偉い。私は頑張っている。私はかっこいい。私は優しい。
ありったけとの褒め言葉を言ってあげた。

普通に生きてて、人から褒められることなんてそうそうはないからね😅💦

自分で自分を褒めてみたよ。

ということで、ちょっと人生の夏休みとります。

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