教えてもらったこと
みなさん、こんばんは。
五十嵐です。
今日は、私が一番最初に鍼の専門学校に通いながら、治療院で学びながら働かせていただいた時に、教えていただいたことの一部をお話しさせていただきます。
私が鍼の専門学校に通いながら、1年生の7月から卒業以降も約1年間お世話になった治療院があります。
その治療院は、グループ全体的に、年齢層も若く、とっても活気のあるところで、私の働く基礎を作ってくださった大切な場所でもあります。
まず最初に言っていただいた言葉が、
「なんにもできないんだから、声は誰よりも出せ!」 です。笑
当時は、深く考えずに言われたことをがむしゃらに、「わかりました!」といって、とにかく、ここは居酒屋さん!?って言われくらいに声を出し、たくさんの患者さんにご挨拶をしたのを覚えています。
そのおかげで、「元気な先生が入ったんだね」や「先生の声を聞いているだけで、元気がでたよ」などとお話ししてくださり、私の顔を覚えてくださる患者さんが、多くいらっしゃいました。
まだ何にもできない私を、院の一員として患者さんに認めていただけるように、先輩たちが配慮してくださったんだなーと。
治療の治の字も全くわからなかった、10代の私に、ストレートに大切なことを教えてくださった先輩方には、本当に感謝しています。
そして、当時9割以上が男性の先生で、女性施術者も少なかったのですが、同時に入社した男性スタッフよりも、とっっっっっても厳しく練習や指導をしてくださいました。
なんで?とも思っていましたが、必死に食らいつこうと、毎日、昼休みも、営業時間後も練習し、親指が痛すぎて、当時の携帯電話のボタンを親指で全く押すことができなくなってしまうくらい、練習をしました。
そのおかげで、当時まだ若かった上に女性というだけで、「あんたにできるの?」と直接患者さんに言われることも多々あった私でしたが、施術に入ったら、〇〇先生(男性)より、上手だね!や、また先生お願いします。など、たくさんの嬉しいお言葉をいただけるようにもなりました。
当時の先輩が、私が施術に入った時にしっかりとできるように、厳しく育ててくれたことに、本当に感謝でいっぱいですし、その時に、
「ただ表面に見えている部分が、全てではない。」
ということを、体験を通じて教えていただいたなーと思っています。
先輩方のおかげで、当時社内で200人以上いた施術者の社内技術大会で、2位(女性では1位)になることもできました!!
本当に感謝でいっぱいです♪
他にもたくさんのことを、まだまだ書ききれないくらい、この治療院で学ばせていただきましたので、またの機会にお話しさせてください。
それでは、また!