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Memories in 2021…Please Open

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記事一覧

#24 いつも「時間がない」あなたに(私に…?)

直近のnote投稿がいつだったかなと確認したところ、8月8日とのことだった。かなり久しぶりには…

#22 地域間の教育格差は○○が救う…多分ね。

今回もVoxEUから興味深い記事を発見したので、自分なりに身近な話題を交えつつ日本の話にも触…

#23 GPIFの話題にモヤるわけ

GPIFの話題が出るたび投資家はマスコミを批判しがちだ。運用成果が赤字なら大きく取り上げるの…

#21 オリンピック賛成派の弁明(リバタリアンの場合)

つくづく私は「悪魔の代弁者」なのだと思う。与党不支持という立場表明も、日本においてリバタ…

#17 創作: タイトル「Stadtluft Macht Frei」

雨の降らない6月下旬の午後3時。都市の空気は充満する。まるで夏の到来を予言するように、湿気…

#14 学術研究に金を出せっていうけどさ?

「日本の科学力低下」「論文数の停滞」etc。最近こういう話はよく聞く。内生的成長理論が示唆…

#13 昔書いたレポートってたまに読み返したくなるよね

パソコンのメモリが重くなってしまった。こういうときはファイルを整理する。「これ何だっけ?」と思って確認のためにファイルを開く。実はこれが罠だったりする。作業が進まなくなるのだ。 大学1年のときの「現代日本政治」という講義のファイルを見つけてしまった。小汚い大教室でのざわついた夕方の講義を懐かしむ。ざっと400人近くが押し込まれていただろうか。今は見られない光景だ。リバタリアンになる前の、政治(学)に対して社会問題の解決をまだ期待していた頃のテスト対策ペーパー。テストの内容は

#12 All Of A Sudden 2 突発性難聴になった話(続編)

大病・災害・事件・事故・大切な人の突然の死。「当たり前の日常は当たり前ではない」というの…

#11 本屋をなくしてはいけない。それはそうなのだが。

本屋をなくしてはいけない。辛い時こそ本に奮い立たせられる(入院中に本があって助かっている…

#10 All Of A Sudden - 突発性難聴になった話。

ちなみに英語で「突発性難聴」はSDやSSHLと略すことが多い。それぞれ、Sudden DeafnessまたはS…

#08 おしゃれなカフェにはご用心。

おしゃれなカフェで読書。優雅で贅沢な休日の使い方だ。歴史と文化に彩られた情緒あふれる学術…

#07 経済学における計算力と教養力

リチャード・P・ファインマン。くりこみ理論やクォーク理論の先駆者であり、経路積分やファイ…

#06 Study Hack: 経済学の論文のイントロを書くには?

大学3年生と修士課程1年生に読んでほしい記事を見つけた。論文を書かずに卒業できる大学もある…

#05 本に印を入れるということ: 『ほんやのポンチョ』

本に印を入れるのは、そのときの思考を追体験するためだ。 『ほんやのポンチョ』。『えんとつ町のプペル』でも有名な西野亮廣氏の作品だ。彼の作品は賛否両論分かれるようだが、『ほんやのポンチョ』は二つの意味で素晴らしい。 文学と音楽、あるいはリズムの関係は不可分のものだ。俳句や短歌の重要な要素の一つはそのリズムだ。もう少し長くてそれが詩になっても、その韻律がリズム感を生み出している。さらに長い小説、これはどうだろうか。なるほど『おやすみ、ロジャー』のような小説はわかりやすい。だが