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生活

朝起きてカーテン開けてスマホの通知確認して
歯磨いて
近所の神社まで散歩する、
往復1時間くらい歩いて家に帰ったら
珈琲入れて食パンとたまごを焼いて

8時ごろ余裕できたら洗濯して
洗濯機の脱水が甘いから追加で風乾燥ってボタン押して3時間放置。

10時を回った頃に歌の練習をはじめて
11:30頃から作詞や作曲をする。

昼頃に洗濯物を干す。

午後は18の頃手に職つけたいって始めたWeb制作とかライティングやらの勉強に手をつける。
依頼とかあったときは午後から夕方まで作業をする。

このあたりで祖母に電話をかける。これは週2回くらい。
老人ホームにいるから電話は繋がらない前提で
彼女が時間を見つけて、折り返せるように
ワン切りしておく。

最近の祖母は同じことを何度も聞いてくる。

仕方ない、って思いながらも
少し悲しい未来を想像してため息をつく。

私から見たら祖父の夫に先立たれ、娘であるわたしの母も先に死んで
孫であるわたしも大きな病気してしまったり

ごめんねって思う
でもこのまま病的な忘れっぽさが
そのツラい記憶を消してくれたら、とか思う。
かなしいけどわたしのことも忘れていい、祖母を悲しみや人への心配から引き剥がして幸せになって欲しい。
高齢だからいつ亡くなるとかヒヤヒヤするし
老人ホームもコロナのせいで面会できないから
もしかしたら祖母と顔を見て話すことはもうないのかもしれない。

夕方を迎えて今日が夜に差しかかる
夜に向かって今日を片付けて
明日を迎える準備をしていく

生活はできそう?
それはまだ。

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マツナガミキ
三重県で、シンガーソングライターをしています。代表曲は「ひかりとつき」など。サポートや投げ銭でいただいたお金は制作機材やサイトなどの維持費充てています。応援よろしくどーぞ!!!