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Blenderの必要スペック!失敗しない選び方

 3DCGを始めたくても分からないことが多すぎる……特に今までPCを触ってこなかった人はスペック?インストール?など始める前から大変な思いをすかもしれません。

 スペックとはパソコンの性能のことです。スペックが高いとされている物は高価で何でもできる、逆にスペックが低い物は安いけど出来ることが限られます。

 インストールとは、パソコンにアプリを入れることです。スマホにアプリを入れるのと同じです。

 今回は私もとても悩んで失敗したりした、PCのスペックに関してお話ししたいと思います。


Blenderの必要スペック


 Blender公式の必要スペック

OS Windows,macOS,Linuxに対応

         最小           推奨
 OS   Windows8.1        Windows10  11
  CPU  4コア            8コア
 RAM  8ギガ            32ギガ
 GPU  2ギガVRM                              8ギガVRM

 とありますが、私は最初OSぐらいしかよくわかりませんでした。
 
 OSは、Windowsとかmacとかですね。
 Windowsはゲームやビジネスシーンでよく使うことが多いです。使えるアプリも豊富です。
 macは動画編集や、デザイン系に特化しています。

 VRChatやClusterなどのゲームをプレイする際にも活躍するので、Windowsをお勧めします。

 CPUはパソコンの計算処理をしてくれる部品で頭の良さですね。
 
CPUには世代という概念があり、それがコア数に影響していたり、ノートPCかデスクトップPCかでも変わってくるのでよく調べてコア数を見るようにしてください。私はcore i5だから大丈夫だと思っていたら、ノートPCはコア数が少ないことがあることを後で知りました。
 同じcore i5でも世代によって価格が違うため、安い方を買ってしまうとコア数が少なかったりするので注意です。

 core i3  i5  i7  i9  と種類が豊富ですが、i5  i7  あたりがいいかと思います。

 RAMは計算するデータを一時的に記憶しておく場所です。作業机のようなイメージです。

  できれば16ギガあればいいかなと思います。 

 GPUは画像処理装置と呼ばれ、CPUから指令を受けて作業します。単純作業が得意で沢山いる工場の作業員のような感じです。

 8ギガ以上は欲しいところですね。

 取り合えずお試しで最小スペックでいいじゃん!と思うかもしれませんが少し待ってください。
 先に説明した通り、スペックが低いと出来ることが限られるので、後々やりたいことができない、重くなって話にならないなど不満が出てしまい、買い直したりする羽目になってしまうかもしれません。
 
 私もそのようになってしまったので、なるべく情報を集めた上でPCのスペックを決めていただきたいです。


どのぐらいの規模でやりたいか

小物とワールド。規模の大きさでPCへの負荷が変わる

 今現在の作りたい物や目標をイメージしてください。 
 
 例えば

  • 簡単な形のミニチュアハウスを作りたい   負荷小~中

  • アバターを作りたい            負荷中~大

  • 実写風の物をメインで作りたい       負荷中~大

  • 小物や家具などのアセットを作りたい    負荷中~大

  • ワールドを作りたい            負荷大

 
 私は最初、簡単な小物を作ってBOOTHで販売していきたいと考え、低スペックでいいかなと思ってました。
 続かなかったら無駄になっちゃうし、なるべく安いものをと思い、なおかつ自分のやりたいことが出来そうなPCを買いました。

 当時12万円するノートパソコンで corei5 4コア   RAM 8  GTX1650 4ギガで、最低ラインを下回ってました。
 最初は食べ物系で簡単な物を制作していてサクサク動いていたのですが、ワールドを作りたくなって沢山オブジェクトを並べてレンダリングやベイクなどしていたら、頻繁に画面が固まったりして苦い思いをしました。

 GPUを重視したほうがいいかと思いきや、CPUやRAMも重要になってくるためバランスの良いスペックを選びたいですね。

 なので、出来れば最小と推奨の間ぐらいがベストかなと思います。
 
 どうしても予算を抑えたい!という場合は、最初は低スペックでやっていき、続けていけそうだなと思ったらグレードアップしてもいいかと思います。
 

結論

 予算がある人はなるべく高スペック、きつい人は低スペックで始めるのもありかなと思います!

 パソコンが苦手な人も、ある程度理解したうえでPC選びをしていただくと、後で後悔したり、スペック不足で作業が滞ったりしなくて済むのでモデリングを続けていくうえで重要かなと思います。

 最後まで読んでいただきありがとうございました。


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