ミカエル@マッサージをしない理学療法士
こっそりと書きます。リハビリ業界に怒られないようにします。
身体のことや日常のことを乗せます。
リニューアルしたブログでも紹介しましたが、まだ見ている方のためにこちらではもっと詳しく紹介。 小学校・中学校時代からの友人が二人、治療を受けに来ました。 ◇症状:腰痛 ◇症状の誘発:体幹伸展 検査(一人目) ・筋トーンはごくわずかに左右差がある。 ・ケンプテストで両側ともに陽性 検査(二人目) ・眼球の反応が頗る悪い ・筋トーンに左右差、バランスにも異常がありそう 解釈 症状としては同じですが、原因は違うものだろうと思われます。 一人目:大脳機能の差は
こんにちは。 誠に勝手ではありますが、ホームページをリニューアルしました。 今後は新ホームページでブログを更新することになりましたので、一旦こちらでの更新はストップすることになりました。 よろしくお願いします。 新ホームページ
40代の女性です。 起床時に一人で立つことが出来ず、何かに掴まらないと立てない方が来られ、本日2回目の治療です。 5年前にぎっくり腰を経験。 その後、腰痛・坐骨神経痛を経て上記のような症状に変化。 病院では「筋力が弱っている。筋トレをしたりたくさん歩きなさい」と言われた。 検査を色々すると確かに筋力には不均衡があります。 試しにしゃがんでもらうと一人では立つことが出来ず、支えが必要でした。 そして、姿勢は顕著に捻じれている。 筋力が全体的に弱くあまり強烈な刺激
当院の治療を非常に気に入ってくれている方が、「友達を診てほしい」ということで一緒に来ていただき治療を行い、本日2回目が終了しました。 初回から現在までの経過についてです。 30代女性。症状はふくらはぎが張ってしまって非常に困っている。 それ以外ではひどい腰痛、全身の倦怠感がある。 現在のお仕事や生活の状況を伺うと「これは非常に疲れてそうだなあ」と感じました。 直感も大事ですが、我々は超能力や神業を使えませんので、お身体を隅々まで細かく検査をして問題点を見つけていくこ
ブログの更新が遅くなり申し訳ございません。 先日載せた方が来院され、本日3回目の治療をしたので経過の報告です。 以前のブログです。 結果として、階段に足が引っ掛かるということは無くなりました^^ しかし、まだ不安があり気を付けて動作をしているみたいです。 今回は別の症状です。 長い時間座っていたりジョギングをすると、左足全体的に感覚が鈍くなってくる。 感覚が鈍くなる範囲は神経に沿ったところでは無く、「全体的に」です。 これは不思議ですね? このような場合に考
30台の男性。 学生時代からギターを嗜んでおり、ここ数か月くらい左手の薬指と小指がスムーズに動きにくい、というのが症状です。 お話を伺う中で、ジストニアかなあ?という印象でしたが、検査をしてみないと分かりません。 検査では中脳と小脳の働きが異常に低下しています。 以前の怪我を聞くと、幼少期に左ひじを強烈に打撲し擦過傷を作ったことがあるみたいです。 左手の症状と関係がありそうな気がしますね。 次にどのような治療の刺激を選択するか? 当院では患者さんの状態に合わせて
40台女性の方です。 お話を伺うと初めは「身体が硬いんです~」から始まり、詳しく問診を進めているうちに「実は左足がずっとしびれているんです」。 「左足の症状は治らないと諦めています」ということ。 経緯を伺うと ✅10年ほど前から腰痛・左坐骨神経痛が出現 ✅腰椎椎間板ヘルニアで手術をした ✅現在も何となく症状が残っている これはどういうことでしょうか? 本当にヘルニアが原因であればすっきりと良くなると思うのですが・・・ まずは検査をしてみます。 整形外科検査
私事ですが中耳炎を発症しました。 16日朝から右耳がジンジンと痛み出し、耳閉感がありました。 ・めまい、頭痛などの症状無し ・感冒症状無し ・歩いてもふらふらしない これらから突発性難聴や前庭神経炎ではなさそうだな、と思いました。 ですが痛みがあって身体も少しだるく炎症がありそうでした。 病院では鼓膜の炎症があり中耳炎の診断。 原因は耳掃除の方法でしょうねえ・・・(笑) その間いくつか色々なことを体験しましたので載せてみます。 ◆右の歯、右首、右の顔面に痛
知り合いからの連絡があり、本日来院されました。 20代男性。 駅の階段を上る際に時々左足が突っかかる、という症状でした。 まず第一に考える必要があるのは脳の病理的な問題です。 脳の病気が疑われる場合には、即刻脳外科への受診が必要です。 ですが、1~2カ月前から出ている症状であり、麻痺や言語障害などは一切無いため一安心しました。 当院でほとんどの患者さんに行う検査を一通り行いましたが、目立った所見は得られませんでした。 そのため、詳しく検査を進めると、左中脳機能の
システムエンジニアの40代男性。 数か月前に仕事のスタイルが変わり、座ったままでの仕事が増えた。 主な訴えとして「座っているときに右坐骨がしびれる」。 どうやら、座った状態で仕事をしていると傾いてしまい、その姿勢の状態で仕事を続けていた様子。 本人が言うには「仕事が変わる前までは感じていなかった症状なので、それが影響している気がします」と。 身体を検査してみると、全体的に筋力はバッチリ。可動の制限も目立つものは見られない。 しかし、眼球運動と瞳孔の反応があまり良く
・先日、運転免許証の更新で警察署で講習を受けてきました。 最近芸能人の飲酒運転がありましたが、現在でも飲酒運転による事故が非常に多いみたいです。 ちなみん、脳には異物が入らないように「血液脳関門」と呼ばれるバリアがあります。 アルコールはこのバリアを突破してしまい脳に影響を与えます。 具体的な症状は ◆前頭葉:社会性が損なわれ人格が変わる。怒りやすい、など ◆海馬:記憶の低下、何を食べたか・何があったか覚えていない ◆後頭葉:視界がボヤ~と見にくくなる ◆小脳
肩の痛みで新規に来院された方です。 お話を伺うと色々お辛そうな様子です。 症状をざっとまとめると ◆肩が痛くて寝ていても起きてしまう ◆ぐっすりと眠れた感じが無く昼間に眠くなることが多い ◆慢性的に腰痛がある これらに関連性はあるでしょうか?? 当院では検査を重視していますので、身体の検査をしないと何が起きているのか分かりません。 ・瞳孔の反応が悪い(ほとんど反応がありません) ・眼球運動の反射が不十分 ・身体の筋力の左右差 ・姿勢の捻じれ(左肩が前に出
前回のブログです。 前回治療時に ◆姿勢について細かく気にしすぎていませんか? ◆身体を真っすぐにしていよう、と意識していませんか? 「姿勢が崩れていても別に良いじゃないですか。関節や筋肉など人の身体は多少の負荷がかかって壊れるほど脆く出来ていないですよ。」 このようなことを伝えさせていただきました。 本日来院されました。 症状はまだ半分ほど残っていますが、表情がとても明るいのが印象的でした。 詳しくお話を伺うと 「姿勢について気にするのを辞めたら楽になりま
以前投稿しましたこちらの方の続きです。 後日来院され「治療後は良かったですが、症状はほとんど戻っています」 検査をすると、”上位頚椎部の異常”、”右中脳低下”が検出された。 治療後、上記の問題点はクリアーになりましたが、まだ問題が残っているような気がします。 一番大事な検査をします! 詳しくお話を聞くことです。 以前、聞き逃したことや何か執着していることなどが無いか確認します。 ここからは患者さんとのやりとりです。 私「ご自身では症状についてはどのようにお考え
先日、寝違えが治らないということで女性の方が来院されました。 話を聞くと2週間くらい前からずっと左首が張ってしまい痛い状態が続いている。 温めたりマッサージしたりストレッチをしているが、なかなか症状が良くならない様子。 この状態は確かに辛いですね。 僕も経験したことがあり、うがいするのも一苦労だったと記憶しています。 原因について調べてみました。 睡眠中に不自然な姿勢が続き一部の筋肉が阻血(血液の供給が不足)におちいり時にしこりとなっている。スポーツや労働をして一
腰痛と左足のしびれでお悩みの方が来院されました。50代男性。 「MRIの画像を持ってきました」と。 画像を見ると確かに神経が圧迫されています。 「病院でヘルニアと診断されています。手術するほどでは無いみたいで痛み止めを飲んでも変わらなくて困っています」 この方は運動習慣があり、症状が気になって満足に出来ていない様子。 これは辛いですね。 問診は座った状態で行っており 「今座っている状態で痛みやしびれは出ていますか?」と確認すると 「動かなければ何ともありません