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手仕事の道〜シュタイナー手仕事教育協会

シュタイナー手仕事教育協会との関わりの中で、
2022年からオンラインでの手仕事の講座を始めました。
それまでは、オンライン講座を行うことは全く想像もしていなかったのです。
素材に触れること、色について、手仕事を行う動作についてなど、
オンラインでどのように伝えていけるのか、共有できるのか、さまざまな難しさを想像しましたが、「やってみなければ何も見えてこない」と自らに言い聞かせて始めることにしました。

オンラインだからこそできること、補うべきことを意識できるよう模索し続けています。これまでの経験は、想像を遥かに超える驚きと発見! さまざまの地域の人との出会いと多くの学びを通して、活動への想いが深まっていることに喜びを感じています。

手仕事教師養成コースで教える機会をいただきながら、
新たに、大人のための手仕事の講座を考案することになったのです。
「手仕事の道」と題して、二つの講座を開講して今年3期目です。

   大それた命題、、、でもやはり、これなのだと。
   古来より人と手仕事は共にありました。
   働くことの原点であるような手の仕事、
   しかし、歴史の中で役割が変化してきた手仕事。
   そこにどのような意味があり、
   今の時代何を見つめていくのかを、しっかりと問うていきたいです。

   また、講座の中で行うことは、
   私自身が探求してきたものではあるものの、 
   多くの人々との関わりの中で生まれてきたありようです。
   この仲間と共に歩く道は過去、現在、未来へとつながるものであるのです。

講座では、作るものがどのように使われるかを繰り返し想像しながら、素材と色そして編み目と対話するように取り組みます。生まれてくるように、また、それが使われるとさらに生き生きと美しくなるように。

「Sheep to Shawl(羊からショールへ)」  
*第3期は2024年9月より
羊毛を洗って、ほぐして、紡いで、草木の色で染めて、編んでショールに仕上げるという講座です。

「糸〜かたちづくる」(名称変更予定)   *第3期は2025年1月より
編み物の講座、暮らしの中のものや私たち自身の身体や動きなどと向き合い、使うものや、身につける小物を草木染めの毛糸で編んでいきます。

「手仕事の道」と「糸がたり」の活動は、絡み合って展開し続けていきます!


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