占星術リメンバでウィクロスGPに参加した話

前回の記事から1年以上経ちました。
三日坊主とかいうレベルじゃないですが、「いや別に記事にするほどのことじゃなくね…?」と思ってたら何も書くことがありませんでした。
今回、ここ半年ほどウィクロスというカードゲームで遊んできて、ひとつの区切りとして初めてGPという大きな大会に出たので、まぁせっかくこんなに遊んだしな…と思って重い腰を上げた次第です。

はじめに断っておきます。
GPの結果は4-3だったので、最強レシピとかではありません。
リメンバの研究が進んで僕が勝てるようになってほしいので、サンプルのひとつとして記事にしたいと思います。記事のなかでも助けを求めたりします。
こういうの書くの初めてなので至らぬ点があったら大目に見てください。マジでお願いします。


デッキ選択について

当時セレクターのアニメが好きで、10年前に紅蓮ウリスとか使ってました。
10周年のリコレクト復帰勢で、ウリス→イオナ→リメンバという流れで握っています。
正直イオナに限界を感じていたところにフンスイショーの発表を見て「もう俺もあきらでいいか…」と発売直前まで思っていたのですが、クリスタルエクスプロージョンのイラストを眺めているうちに、気づいたらリメンバを組んでいました。
元々キャラとしてリメンバのことが好きで、鈴木マナツ先生のルリグイラストもすばらしいです。肋骨Tier1。
コミカライズ『selector infected WIXOSS -peeping analyze-』を読んでください。
要するに好きなルリグで頑張りたい勢ということになります。

GPデッキレシピ

ルリグデッキ
LBあり
LBなし

構築時に考えたこと・採用理由

プロフィット・エンハンス

本当はシークにしたいけど2ターン目の要求や先攻でシャイソ撃つときのエナが欲しくてプロフィット採用。誰か答えを教えてほしい。
スペースデブリとノヴァフェゾーネで比較的サバには触りやすく、2ターン目の要求でカリーナやナントロクのエナに当てられるので感触は悪くないですが、下振れが大きいのでやっぱりシークかもしれません。

シャイニング・ソード

序盤に1点守って返しで1点要求できるので採用しない理由がないと思ってます。
先攻とってあきらに撃つと2点止まるのがえらいのと、2ターン目で撃つと後述するヴリトラの前が空くのも強いです。

ゴシックリヴ・バウンダリー

これがないとジャックビーンズで詰みます。
防御アーツはシャイソとこれの2枚だけです。とても正気とは思えませんが、勝ち筋を探っていくうちにこうなりました。こうでもしないと勝てない一衣とあきらが悪いと思います。
ブーテスで序盤の相手の要求数を減らし、かつアストロジを決めることでなぜか防御面数が足ります。ブーテスが事故ったりすると普通に負けます。

鏡花炎月

これがないと勝ちきれないので入れています。
ハンデス以外が相手ならハンドは余りがちなので安定してアサシン&クラッシュできます。
ひとえ相手には後攻の場合でも2ターン目に撃ってほんきもされる前にハンドを打点に変え、ゴシックリヴのリコレクトを達成して豆を送り返します。
あきら相手でも気合いでアサシン&クラッシュします。じゃないと勝てないです。
GPではピルルクの2面ダウンLBを焼けたから勝てたという場面がありました。殺意でLBを焼きましょう。

インフィニット・フォース

これがないと勝ちきれないので入れてますパート2。
以前はアーク・ライト・オーラを入れていたのですが、あきらにフロギアで相殺される、TOO BADLYのLBを踏む、通ったとしても2エナ与えてしまう、といった問題点が浮き彫りになり、「嘘だろ…?」と思いながら採用したら思いのほか活躍してくれたフィニッシャーです。
デッキトップを動かしてしまうので、可能ならアンチラを握っておきたいですが、バウンス&2回攻撃のごり押しで意外となんとかなります。
イラストがかっこいいので、これで勝てるとうれしいです。

幻竜姫 ヴリトラ

パートナーシグニです。
この構築はヴリトラの存在によって成立しています。
リメンバの問題点として、ホロスコープやナントロクでバウンスするだけではエナ絞りとして不十分で、けっきょく相手の防御アーツにエナが足りてしまう(特にあきらのアズール&フロギアの4点止め)というのを感じていました。
そこにバウンスだけでなくヴリトラのランデスが加わることで、ようやくエナロックが成立し、うまくいけば相手の防御アーツをひとつ消失させることができます。というか、あきら相手にはアズールかフロギアどちらかしか使えない、という状況に追い込まないと勝てないと思います。
シャイソの返しや炎月のアサシンと合わせて2面立つと非常に強力で、先攻の場合はそのままゲームエンドに持っていけることもあります。
イラストがとてもかっこいいので、こいつを活躍させられるとすごくうれしいです。

羅星姫 キャトミ

LB要員です。
盤面にはほとんど出てきません。たまに最後のひと押しで使います。
デッキトップのLV1を消してしまうのが使いにくく、一時期は全抜きしていたのですが、これがないとLBが弱すぎて話にならないので怒りの4投です。
アストロジで止めたボールペンを気合いでバニッシュしましょう。

羅星姫 サデスタル//ディソナ

LB要員ですパート2。
正直そんなに強いと思えないのですが、比較的LBが強めで、アストロジの弾になるLV3を多めにしたくて、というか白を増やさないとさすがに色がヤバい、等々の理由から入っています。
顔と脚がいいです。

羅星 スペースデブリ

4投しない理由がないです。
初手の事故軽減、デッキトップ調整、有事の際のLBで面を埋めたりデッキからサバを拾ってきたりと無駄なところがないです。
たまにデッキトップが3枚ともLV3しかなくて絶望します。未来が視えて絶望する系の予知能力者の気分を味わえます。

羅星 アンチラ

デッキトップ調整用。
インフィニットフォースを撃つときに手元にあると安心できます。
LBもスペースデブリと同じで、LV1でありながら点を止められる可能性があるのが本当にえらいです。
キャトミとあわせてデッキのかにかま先生率を上げることができます。

羅星姫 ホロスコープ

パートナーシグニ(真)です。
ヴリトラのことをパートナーとか言いましたが、やっぱりなんだかんだでエナを与えないLV参照の除去は強いです。
空いた面をヴリトラで、埋まった面をホロスコープで、という風に攻めていけるのが理想です。
布面積がたいへん少なく、デッキに4枚入っているとなんだかうれしい気持ちになります。

羅星 ナントロク

LV2要求枠の片割れ。
LV1しか空かないもどかしさはありますが、他に選択肢もないので4投です。
よく見るとけっこう顔がタイプです。

羅星 カリーナ

LV2要求枠の赤いほう。
1エナで8000まで焼けるのがえらいです。
この構築は後述する理由からルナカーを採用していないので、LV2の仕事は点要求のみです。
仕事を果たしてから炎月のエナになってもらいます。
僕は結構こういう子にも惹かれがちです。

羅星 ノヴァ//フェゾーネ

サーバント回収ウーマンです。
LB枠にバーストの弱いLV1を増やしたくない(フォルナックスやオフューカスを入れてたときひどい目に遭った)ので、非LB枠かつ色が白、能力的にも腐りにくいので4投になっています。
エンハンスをプロフィットにしていることもあって稼働率は高め。ただし盤面が弱くなるので、できる限りブーテスのほうを立てたいです。

羅星 ブーテス

序盤の点要求をごまかせるマジシャン。
この構築はアーツの防御面数が2点しかない(自分で書いてて正気とは思えない)ので、ブーテスで1点か2点ぐらい守りたいです。
初手のスペースデブリがLV3しかめくらないことがまれによくあるので頭を抱えます。
気合いで防御面数を間に合わせるマジックを決めましょう。

採用しなかったカードについて

セイクリッド・フォース

強いけど弱い、という感じがぬぐえないです。
シグニでサバ回収しやすいのでルリグバリアの重要度がそこまで高くない、デッキトップを動かしてしまう、といった点がやや嚙み合わないです。
あきら相手にメインフェイズでバウンスできるのは強いけど、ハンデスされると余裕がないかな…
やっぱり炎月やインフィニットで要求を増やさないと勝ちきれない気がします。

ネオバロック・ディフェンス

守っても勝てないです。

羅星 ルナカー

一言でいえば「そんなんやってる暇ない」です。
デッキトップのレベル参照がカリーナやナントロクと食い合わせが悪く、ルナカー自身では点要求ができず、そもそも一衣やあきらにボロボロにされたハンドでそんな手間をかけている余裕はありません。ボールペンを消してもミズデッポウは消えないし…
デッキトップLV1のとき全消しだったら強かったのに。おのれプルソン。

羅星姫 ミュウ//メモリア

ハンドを使った除去がハンデスに弱く、除去タイミングがアタックフェイズのためあきらに勝てないので抜けました。かわいいから本当は使いたかったです。
羅星キャンサーも使ってみましたが、最終的に炎月でハンドを直接打点に変えたほうがいいという結論になりました。

GPの感想とか

先にも述べた通り本選の結果は4-3。サバを引けていれば5勝も見えていたので悔しいところです。
印象的な勝ち星としては、ピルルク相手の後攻で炎月で2面ダウンLB焼きや、防衛タマゴの後攻でヴリトラをぶん回して防御アーツを2枚消失させたりでしょうか。
肝心のあきら相手には初手でハンドにサバが3枚ある事故を起こして総崩れしたり、一衣とはマッチングしなかったりでトップメタ相手に勝ち星を付けられず、自信をもって「強かった」と言えないのが心苦しいですが、防御アーツ2面のわりには頑張ったんじゃないかと思います。
ピルルクとは2回当たって2回とも勝てたのでうれしかったです。清衣ちゃん、ゆっくり休んでくださいね。

一応、身内対戦では一衣とあきら相手に勝てるパターンがあることも確認していたのですが、あきらのポテンシャルの高さと構築の幅広さは、やはり高い壁としてそびえ立っている感じがします。
でも優勝が緑子で準優勝が2止め花代ってマジ?ウィクロスのことなんもわからん…

総評として、ヴリトラ採用型のリメンバにはトップメタ相手にもワンチャンある可能性は感じています。
この記事が誰かの何かの役に立って、優勝を狙えるリメンバの構築が発見される一助になれば幸いです。

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