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アイデアづくりとパンづくりの共通点


まずは、パンづくりの流れと作業内容はこんな感じです。


1.準備:作りたいパンに必要な材料をそろえる

2.こね:材料を混ぜ合わせてこねる

3.一次発酵:生地を発酵用ボウルに移し替えて発酵

4.ベンチタイム:ふくらんだ生地のガスを抜いて休ませる

5.成形:形を整える

6.二次発酵:オーブンの角皿に生地を並べて発酵

7.焼成:焼けたら出来上がり


次に、パンづくりの流れに、アイデアづくりの流れを重ねてみます。


1.準備:作りたいパンに必要な材料をそろえる

→目指すアイデアをイメージしながらアイデアの種を日頃からふせんにメモしておく

2.こね:材料を混ぜ合わせてこねる

→ふせんに書いたアイデアの種と種をいろいろとかけ合わせる

3.一次発酵:生地を発酵用ボウルに移し替えて発酵

→まとまったアイデアの種をふせんからノートに書き写す


4.ベンチタイム:ふくらんだ生地のガスを抜いて休ませる

→1日〜数日間放置して忘れる


5.成形:形を整える

→休ませたアイデアの種をさらに練り上げる


6.二次発酵:オーブンの角皿に生地を並べて発酵

→形になったアイデアの使い道をあれこれ考える


7.焼成:焼いて出来上がり

→アイデアの完成


パンづくりとアイデアづくり、どちらも


様々な素材を集めて選んで→それをこねて練って→しっかり寝かせて→もう一度こねて練って→寝かせたら→完成


と、一気に作り上げるのではなく、効果的な休みを入れることが共通しています。


パンもアイデアも寝る子は育つならぬ、練る子は育つですね!


アイデアづくりで大切なこと


最後に、アイデアづくりで大切なことについてです。


ひとつ目は、オリジナルにこだわらないこと


なぜなら、そもそもアイデアは、すでにある要素の組み合わせから生まれるものだからです。


オリジナルを意識しすぎずに真似る・模倣からスタートして、アイデアづくりの過程でアイデアの種をこねたり、寝かせたり、もっと熟成させたりすることで、自然に自分らしさが混ざっていきます。


そして、寝かせているときの過ごし方です。


寝かせる目的は一旦まとめたアイデアの種について忘れるため。


そして、さらに新しいアイデアの種が見つかる(かもしれない)時間を作り出すためです。


自分にとって魅力的なアイデアの種ほど、そのときのテンションや思い込みなどが多めに混ざっている気がしませんか?


そんなときこそ、頭と心が冷やされて熱が冷める時間をはさんで、さらに自分がひらめきやすい場所で過ごしてみると新しいアイデアが降りてくるかもです。


有名な「三上」を引用するなら

  • 鞍上 (あんじょう) 馬の上(今なら風呂?自転車?車?)

  • 枕上 (ちんじょう) 枕の上

  • 厠上 (しじょう)  トイレの中


など、自分の落ち着ける場所やお気に入りの場所で、ユラユラ〜ウトウト〜ボーッとしている時間こそが貴重で大切です。


以上、アイデアづくりのコツでした!




マシュマロはじめました。


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