つまり職場は今風に言えば「バ先」だ
今日も仕事に行った。朝から仕事場に行って動くということが、こんなにも日々を調律してくれるのかと感じ入る。
楽しくやらせてもらっていて、フルタイム会社員だった時とは違う、日々のスパイス感が得られる。
業務形態はアルバイトというくくりになる。つまり職場は今風に言えば「バ先(ばさき)」だ。
バサキ、、、バイト先の略だけれど元の姿より格段に強くなって現れる音の並びにいたたまれない気持ち。
自分が若い頃もいろんな言葉が略され流行していたが、最近もまたインパクトというか、略し方がぞわわとするのが多いと感じるのは年齢的なものなのか。
ほかにも、ホットケーキミックスのことをホケミ(ぞわわ)とか、おかあさんといっしょのことをおかいつ(もはや痛快)とかがそれにあたる。SNS時代だから短い言葉で伝えたいのだよな。
初見で何のことを言っているのか伝わりにくいからぞわぞわするのかもね。
否定するつもりもないし、そういうもんかと思うけれどいちいち何のことだろうと考えるのもストレスであり愉快でもあって自分の情緒が忙しい。
わたしはバ先という言葉を使っていないけれど、先日一回だけこれは!という場面があった。
娘がわたしの勤務中に職場に来た。
これ「ままのバ先に行った」とか言ったりしてと思ったら表現としてとてもありがたい。親の職場に行くというのでは物足りない非日常感が、甘酸っぱくスパイシーに香る。