3行日記（おもいがけないごほうび）

本の読み聞かせボランティアで小学校に時々行く。
2学期初めての読み聞かせの日だった。
子どもたちの反応がかわいくてうれしくて生命力のかたまりで、それだけでたくさんのよろこびがもらえるのだけれど。
帰りに、駐輪場に停めていた自転車のかごの中に、金木犀の花がたくさん入っていた。近くの木から風に乗って落ちてきて入っていたのだろう。
もしかして、ごほうびかなってうれしくなった。
もうじゅうぶんもらっているのに。