第8回「今日は寒いです。」
こんにちは、ミカパンダです!
私は石垣島に住んでおりますが、今日はとても寒いです…💦
というわけで、今回は【形容詞】を使った表現をテーマにしたいと思います!
そもそも、【形容詞】とは何でしょうか?
それは、名詞を「修飾」するものです。「修飾」とは、特徴を述べることです。
例えば、「リンゴ」と言われても、どんなリンゴなのか情報が足りないですよね?
【赤い】リンゴなのか、【青い】リンゴなのか、【大きい】リンゴなのか、【小さい】リンゴなのか、【甘い】リンゴなのか、【酸っぱい】リンゴなのか……
つまり、【どんな】リンゴなのかという特徴を述べている言葉が【形容詞】ということです。日本語では、原形の語尾に「~い」もしくは「~な」がつきます。(名詞の前にある場合)
それでは、早速練習してみましょう!
①このリンゴは 赤いです。
↓
This apple is red.
②このリンゴは 青い(緑色)です。
↓
This apple is green.
③このリンゴは 大きいです。
↓
This apple is big.
④このリンゴは 小さいです。
↓
This apple is small.
⑤このリンゴは 甘いです。
↓
This apple is sweet.
このように、be動詞を使って「~は…です。」という形で述べることができますが、「赤いリンゴ」「大きいリンゴ」「小さいリンゴ」「甘いリンゴ」という言葉を主語にすることもできます。
⑥この赤いリンゴは 私のものです。
↓
This red apple is mine.
⑦この青いリンゴは 彼のものです。
↓
This green apple is his.
⑧この大きいリンゴは 彼女のものです。
↓
This big apple is hers.
⑨この小さいリンゴは 私たちのものです。
↓
This small apple is ours.
⑩この甘いリンゴは 彼らのものです。
↓
This sweet apple is theirs.
「私のもの(mine)」、「彼のもの(his)」、「彼女のもの(hers)」、「私たちのもの(ours)」、「彼らのもの(theirs)」という表現も覚えておきましょう。
それでは、次は天候に関する英文です。
⑪今日は 寒いです。
↓
It's cold today.
注意したいのは、この場合、主語は「今日は」ではないという点です。
英文の場合、「今日は」は飽くまで【副詞】です。
※【副詞】とは、動詞や形容詞を修飾する単語のことです。
「寒い」「暑い」「晴れている」「雨が降っている」など、天候に関する表現の主語は必ず"It"なので気をつけてください!
⑫今日は 寒いですよね?
↓
It's cold today, isn't it?
相手に同意を求めるこのような表現のことを、「付加疑問文」と言います。
「付加疑問文」は、文末にまず動詞の否定形(この場合はisn't)を置き、それから主語(it)を置いたら完成します。
日本人はよく挨拶の次に天気の話をしますから、覚えておくと相手とのコミュニケーションが円滑になるかもしれませんね。
⑬今日は 暑いです。
↓
It's hot today.
⑭今日は 暑いですよね?
↓
It's hot today, isn't it?
⑮今日は 晴れています。
↓
It's sunny today.
⑯今日は 雨です。
↓
It's rainy today.
⑰今、雨が降っています。
↓
It's raining now.
⑱昨日は 曇っていました。
↓
It was cloudy yesterday.
⑲昨日は 雪が降りました。
↓
It was snowy yesterday.
⑳昨日は 雪が降っていました。
↓
It was snowing yesterday.
"be動詞の過去形+~ing"で、「過去進行形」になります。
では、少しレベルアップしましょう!
㉑今日は 寒すぎて 外に出られない。
↓
It's too cold to go out today.
「~過ぎて…できない」は、"It's too ~ to …"という構文で表すことができます。
㉒今日は 暑すぎて 走れない。
↓
It's too hot to run.
㉓これは 私にとって 難しすぎて 理解できない。
↓
It's too difficult for me to understand.
「〇〇にとって」という表現を入れたい場合は、"for 〇〇" を【形容詞】の後に置きましょう。
では、もう少し長い文にチャレンジしてみましょう!
㉔漢字を 覚えるのは、私にとって とても難しい。
↓
It's very difficult for me to remember Kanji.
㉕英語を話すのは、私にとってはとても簡単だ。
↓
It's very easy for me to speak English.
皆さんには、ぜひこのように言って頂きたいですね(*^ω^*)
㉖数学を学ぶことは、私にとってとても大変だ。
↓
It's very hard for me to study mathematics.
㉗その映画を見ることは、私にとってとても楽しいことだ。
↓
It's very exciting for me to watch the movie.
いかがですか?
第2回でも同じ構文をご紹介しましたが、英語ではまず先に結論を言ってしまうのが基本です。
つまり、「それは難しい」「それは簡単だ」「それは大変だ」「それは楽しい」ということを先に言うんですね。
それから、to不定詞を使って「それ」の内容を後で言うのです。
日本人にとっては覚えにくいかもしれませんが、"It"を主語にした文を覚えると表現力がぐっと上がるので、頑張って覚えてくださいね♪