ビジョンを語る事の大切さ
妻「久々に麻布ラーメン美味しかった」
夫「俺、人に自分の想いとかやってきた事を話すのがあまり得意じゃない。っていうか、こっぱずかしくなる」
妻「映像ディレクター10年やってきました、って事?」
夫「いや、過去じゃなくて今の活動」
妻「そう?なんで?堂々と語ればいいじゃん」
夫「相手が受け入れてくれる人だったら話せるけど、乗る時と乗らない時があるじゃん。妻にはなんでも話せるし、この前紹介した幼馴染はいいねって聞いてくれるから最後まで喋れた」
妻「そうじゃない人も多い?」
夫「うん。ビジョンを最後まで話さない人もいる。あまり受け入れ態勢じゃなかったら、途中で話すの切り上げる」
妻「それは相手の問題でしょ。すごいですね!なんていってくれる人ばかりじゃないよ。私だって自分の事を語ると、興味持ってくれる人もいれば、ふーん、みたいな人もいるよ。聞いている相手がどの場所にいて何を求めているかによって反応は違うでしょ」
妻「要は、夫が話すのが苦手なんじゃなくて、相手が求めてないからだよ」
夫「そっか。だから、聞き耳立ててくれる人には割と響くよね」
妻「うん、共感してくれる人にだけ話せばいいんじゃない。
そういう人に話すとビジネスチャンスも広がるしね」
夫「今回会社立ち上げるにあたって一緒にやる奴が、俺が散々熱い事語ってきたから、そいつも自分が何やりたいか将来ビジョンを考えるようになってきてさ」
妻「すごい!いい変化だね」
夫「日常生活に追われて、本当にやりたいことか検証せずに、今自分にできることはこれぐらいしかないって妥協してきた彼が、だいぶ変わってきたよ。何故やるのか考えるようになった」
妻「やっぱ求めてる人は変わるんだね」
夫「彼、自分は何がやりたいのか分からなかった状態からこっちの方向かなって段階まできている」
妻「すばらしい!」
夫「俺も、彼に『それやるにはどうしたらいいか』ってスタンスで
話してる。無理って概念は持ち出さない。出来る!って前提でしか
話さない」
妻「私も4年前に起業したいと思った時に何で起業したらいいか分からなくて、そこからセルフカウンセリングしまくって、やりたい事発見するまでに4年かかったよ」
夫「それが不思議。やりたい事がないのによく起業しようと思うよね」
妻「それは私が自由な生き方を求めていたからだよ。側から入った感じかな。こういう生き方をしたい!それが起業だって」
夫「俺は真逆だな。やりたい事がいくつもあって、それを実現するためには起業だなって感じ」
妻「それは一昨日も話したけど、思考方法の違いだよね。夫は自分の内に内に入ってく思考パターンだけど、私は物事を俯瞰で捉えるからでしょ。私はライフプランも大枠で捉える傾向なの。こういう生き方をしたいっていうのがあってそのためには起業だっていう順番」
妻「両方の考え方があっていいと思うけどね。いずれにせよ、大事なのは土台だよね。人生理念やビジョンに基づいた事業でないとダメだと思う」
夫「俺はとにかく新しいものを生み出したい」
妻「私もそう!既存の小さく始めるビジネスでいいかなって打算的になった時もあったけど、結果それをしても心が乗らない自分がいて、やっぱり自分は新しい事をしたいんだって気づいたよ」
夫「新しい物を作る事によって、多くの人に感動や興奮を与えるのが俺のミッションかな」
夫「ビジョン的には日本中の誰もが自分の望みを叶えられるような社会にしたいよね。うちの会社はそれをできる母体でありたい。だから超コングロマリット企業にしたい」
妻「すばらしい」
夫「だから、一緒にやりたいっていう奴を“社員”にしたくないんだよ」
妻「主体性をもってやってほしいよね」
夫「うん。自分のやりたい事を実現してほしい。社長に付いていくってスタンスだと俺のやりたい事に力貸すだけになっちゃうから」
妻「自分のやりたい事をうちの会社を利用して実現させるって事だよね」
夫「そうそう」
妻「多くの人たちは会社に依存してるからね。私もそうだった。会社を利用して自己実現しようなんて考えたこともない」
夫「会社員だと与えられて、こなすだけで終わっちゃうから。
考えなくていいから脳みそ死んじゃうんだよ。それでも生きていけるから。思考停止しちゃってるよね」
妻「事務的なことだけど、会社員は給料出るでしょ。福利厚生も全部会社にやってもらえる。だから、お金の仕組みなんて知らなかった。でも会社立ち上げるとそれも全部やらないといけないから、めちゃくちゃ考えるようになるよね。ほんと頭使う」
夫「とにかく自分のやりたい事を見つけろって言いたい。それが今の延長線上ベースじゃ無くて、無理だとか忘れて、自分の本当の想いを打ち出せと。掲げた目標の大きさに人生は比例するって孫正義が言っていた」
夫「会社はいろんな人巻き込んでできる環境だったらいい。
学校の文化祭みたいに、個人がこれやりたいって旗立てて、会社がそれやろうって、その受け皿になれば」
夫「はい、今日はこんな感じで締めましょうか」
妻「餃子残り1個食べといて」
夫「もういらない、もうお腹いっぱい・・」
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