
6月からずっと楽しみにしていた本が届きました! 〜エストニア語〜
*この記事は2024年の9月ごろに下書きのまま放置していた記事です。
本自体は2024年の9月20日に発売しました。
昨日、ついに6月ごろからずっと楽しみにしていた、『ゼロから話せるエストニア語』が自宅に届きました〜⭐️
三修社の『ゼロから話せる』シリーズはスウェーデン語やフィンランド語で結構お世話になっているので、前々からその存在を知ってはいたのですが、まさか今回、そのラインナップに『エストニア語』が加わることになるとは夢にも思っていませんでした!
いままで私は「エストニア語も学びたいなぁ、、」と思っていましたが、日本語で書かれた比較的手に入りやすい本がなかったので、私の中では今回のこの本の発売はある意味”革命的”でした。
『エストニア共和国』、、
そう、多分日本人でこの国を知っている人はあまりいないんじゃないかと思います。
例えば、私の父親に最初この本を見せたとき『エストニアって国は聞いたことがないなぁ』と言われました、、
エストニアの人口は約136万人だそうです。 こうしてみると、アイスランドほどじゃないけどすごく人口が少ない!
なので最初、エストニアの人口を見たとき結構びっくりしました。
私は過去にフィンランド語を1年ほど学んでいました。 そういうわけでフィンランド語を学んでいたらすぐそばにあるエストニアにも興味を持ったというわけです。
それで今回届いたこの本のコラムを見ると、結構エストニアは「北欧との関係性が深い」ということがわかりました。
例えばエストニアの国歌
”mu isamaa, mu õnn ja rõõm"はメロディがフィンランドの国歌”Maamme”と同じです。
私は今まで、なんで同じメロディなんだろうと不思議に思っていましたが、この本のコラムを見てようやくその意味が理解できました。
他にもエストニアはいろいろと北欧諸国とも深い関係性があるようです。
今までエストニアは北欧ではなく、バルト三国の一部と思っていましたが、この本のおかげでその考えが覆されました。
他にもエストニアといえばITが有名です。
その中でも特に有名なのが「電子居住権」でしょうか?
簡単に説明するとこんな感じです。
「e-residency制度」とは、外国人であっても、エストニアの国民として電子登録できる、いわばバーチャルな電子国民となれる、世界初の試みとして注目されている制度です。」
この本では、そんなエストニアのIT政策やエストニアの教育がどんな感じなのかを軽く見ることができます。
エストニア語について
エストニア語はざっくり説明すると、フィンランド語と同じ「ウラル語族」に属する言語です。
なので、英語やフランス語などとはだいぶかけ離れている言語といってもよいでしょう。
フィンランド語とエストニア語は単語・文法面で似ています。
しかし同じウラル語族であるハンガリー語とは全然似てなく、文法も単語もかけ離れています。
例えば、「私はみかです。」といいたいときはこんな感じになります。
フィンランド:Minä olen Mika.
エストニア:Ma olen Mika.
ハンガリー:Mika vagyok.
あと、エストニア語で最も特筆すべき点として、短母音・長母音のほかに「超長母音」というなんか強そうな母音があります。
超長母音についてはまだあまり情報がなく、私自身よくわからないので今回は飛ばします。
しかし、「こういうのもあるんだなぁ、、」ということだけ覚えていってくださいね!
「ゼロから話せるエストニア語」の感想
あえて点数化するなら文句なしの100点です。
そもそも、日本語で書かれた、しっかりとした、音声がついていて、文法も学べるエストニア語の本はものすごく貴重なので、出てくれただけでもすごくうれしいです!
ありがとうございます!
Aitäh! ←エストニア語で「ありがとう」の意味 「アイタッ」と読む。