フィンランドのりんご処理についての記事とアップルクランブル作り
徳力基彦さんの著書『「普通」の人のためのSNSの教科書』を拝読し、発信を「自分のためのメモ」だと考えるという記載に感銘を受けた。
そこで、自分のフィンランド語やフィンランド文化の勉強にもなる、フィンランドのニュースのメモを発信してみようと思う。
今日のフィンランド国営放送yleのニュースで気になったこの写真
フィンランドのりんご (omena) の処理状況に関するニュースである。
最近、娘の保育園までの道沿いの民家のお庭に、りんごがたわわに実っている。しかも、大量にそのりんごが地面に落ちている。温暖な瀬戸内気候育ちで、りんごが木になっているのをあまりみたことがなかった私は、その光景に驚いた。明らかに一家で食べきれないであろう量のりんごが、あちらこちらの家でできている。あるお家では門の前に置いてあるカゴに無造作にりんごが山積みにされている。これはご自由にどうぞということなのか…?
明らかに処理できないであろうりんごの行末が気になっていた私にぴったりのニュースだ。
Google翻訳様を通したこの記事によると、家族や隣人でも食べきれなかったりんごは専用のりんご処理施設に持ち込まれ、バイオガス生産に使われるようだ。処理場に集められたりんごの写真は圧巻だ。
今年はりんごが大豊作だったようで、ジュース加工するステーションが大混雑という記事もあった。
大学の休憩スペースにいけばお裾分けであろうリンゴがならんでいる。
先日上司から早起きしたついでに公園でりんごを拾ったの。お菓子に使っても最高よ。と10個ほどのりんごをもらった。フィンランドのりんごは日本のりんごに比べて小さく、酸味がありすっきりしゃりしゃりしている。
上司に教えてもらった
omena kaurapaistos
という料理名で検索し、写真で惹かれるものを選び、フィンランド語のレシピのスクリーンショットをChatGPTに翻訳してもらう。
スライスしたリンゴを耐熱皿にならべ、シナモンとブラウンシュガーをまぶす。その上に溶かしたバター、砂糖、オーツ麦のフレークを混ぜたものを乗せ、オーブンで焼くというシンプルなレシピなのだが、いまだにフィンランド語が読めず商品の内容がわからなかったり、目当ての商品がどこにあるのかわからないことが多く、材料集めに難渋した。
勘で選んだ材料もあったがなんとかそれらしく完成した。その地のりんごで作ったomena kaurapaistosは、オーツ麦フレーク食感とシナモンの香りがとてもフィンランドらしく、フィンランドでの生活力が少し上がった気がした。