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シンガポールで健康診断を受けた話

今日はシンガポールで初の健康診断を受けたお話。
いきなりお金の話しですが、なんでも高いシンガポール、健康診断も日本より高いです。特に日本の医療費が安いのもありますよね。

日系病院にお願いして、一番いろいろ検査できるプランで1,200ドル~1,500ドルくらい。日本だと、病院によってはそれより安い価格で、ホテルに一泊できるプランがあったり、、今回は、一時帰国中に健康診断を受けるのが難しかったのでシンガポールで受けたけど、来年は1泊プランで日本で受けようかな、と画策しています。

結局、基本の検診プランに、婦人科検診や内視鏡検査をつけてお会計は4,000ドルくらいになりました。
エルメスでミニエブリン買えるよう、、夫の会社から補助が出るので、自分たちの支払いではないのですがここまで高額の検診だとしっかり受けよう!という気持ちになります。

前日の準備

今回は内視鏡検査を選んだので、前日から絶食→下剤を飲んで胃と腸を空っぽにする必要があります。
内視鏡検査は初めてだったので、事前に「内視鏡 前日」と検索して、日本の病院のガイドを見ていました。それによると、前日は果物やこんにゃくなど、食物繊維の多いものはNGだけど、うどんやお魚など、消化に良いものなら食べてOKと書いてありました。
私は通常の健康診断でも絶食が嫌で毎回午前の検診を予約するくらいの食いしん坊なので、内視鏡でもしっかり食べられるんだ!とすっかり安心していました。

ですが、病院からもらった検査前の準備の説明には、前日の朝はトースト。それ以降は液体のみ、という説明を読んで驚愕。

き、厳しい、、!

結局、シンガポールはいろいろな国・宗教の人がいるから、病院としても例を示しにくくて厳しくしているのではないか、シンガポーリアンはルーズだから厳しくしないと守らないからではないか(失礼)という理論で、自分ルールで昼・夜もお粥(お粥は一応固形物ではないですし)を食べました。
結果、きれいに空っぽになっていたのでオッケーです。

そして夜から下剤を飲むのですが、これがなんとも言えず飲みにくかったです、、微妙に食塩水の味?というか、飲みながら吐きそうになってきつかったです。
下剤自体は、汚い話ですが飲んだら一生出続けるかと思いきや、数回でた後は普通に眠れました。

いよいよ検診当日

いよいよ検診当日。
病院では、血液検査や聴力、視力といった基本的な項目は日系クリニックで行い、それ以外の専門的な検査はクリニックが入っている病院の施設で行う、というものでした。
日本だと、健康診断に行くとまず検査用の服に着替えるのがデフォルトだと思いますが、なんと検査着はなくそのまま私服で行いました。(ただ、胸部レントゲンを撮る時には検査着を渡されて、このまま病院内回らせてよ!と思いました)

さすが海外!と印象に残った点を綴っていきます。

専門クリニックでは英語でのやり取り。手術したことある?とか便はきちんと出きった?とかを聞かれました。わからない場合は日本語がわかる方を呼んでもらえるのかも。
胸の超音波検査なんかも、そのまま私服でやるので、造影剤が服についてしまって、、がしがし洗える服でいくのがおすすめ!
そして日本だと造影剤を拭くのにあたたかいおしぼりをくれた記憶があったのですが、キッチンペーパーを1枚渡されて、足りない、と思っていたところに検査技師の方がキッチンペーパーをもう一枚とったので、受け取ろうとしたらそのまま機器の掃除をしていて笑ってしまいました;;雑ーーー!

もうちょいキッチンペーパーちょうだい!とお願いしてキッチンペーパーで造影剤をふきふき。ですがぬめぬめ感は完全には取れなかったです。日本のあたたかいおしぼりが恋しい。

内視鏡以外の検査が終わるまで2時間くらい。最後に内視鏡検査行います。
内視鏡検査は、気持ち悪いと聞いていたのですが、シンガポールでは静脈麻酔が主流みたいなので、寝ている間に終わるのであれば!と思い思い切って受けてみることにしました。

内視鏡検査へ

内視鏡検査を行う部門に行き、名前を呼ばれたあと、荷物をロッカーに入れて再度待機。ここでスマホも預けたのですが、この待機時間がけっこう長かった、、30分くらい待ったかな?と思います。
現代人なので、スマホがないとけっこう手持ち無沙汰でした。

そして再度名前を呼ばれ、検査着に着替えます。この検査着が不織布でかなり薄かったです。
着替えが終わると、ベッドに寝かされて静脈麻酔の準備で、手の甲の針を刺したのですが、検査着が薄いうえに冷房がシンガポール基準でききまくっていることもありすごく寒くて、、そのせいか、ぜんぜん注射が刺さらなくて、両方の手の甲に針を刺されて涙目でした。
やっている間。「Oh,,」とか「too small(欠陥が)」みたくつぶやきつつ、首をかしげたりされたので大丈夫かな、、、と不安だったのですが、無事準備が終わり、検査室へ。

ドクターが待っていて、名前や生年月日を聞かれたあと、麻酔を打たれて、そのまますっと意識がなくなりました。

、、、


次に目が覚めたのは2時間後?くらい。14時過ぎだったと思います。
ベッドで目が覚めて、起きた後もとくに痛みはなく、感じたのは寒さだけでした。
検査室に向かう間、不織布の毛布をかけられていて、それでも寒かったので、寒いと言ったら検査終わったらもう一枚かけてあげるから、と言われたのですが、やっぱり1枚しかかかっていませんでした。(これのせいかわかりませんが検査の翌々日、熱を出して一日寝込みました)

目が覚めた後、徐々にベッドのリクライニングをあげていき、30分くらいして解放されました。

着替えた後、食事が出るとのことで、パンケーキ、ディムサム、カレー(カレー!?)が選べるといわれ、ディムサムにしました。
あと温かいお茶もいただき、ここでやっと少し体があたたまりました。そして食事は、冷凍だと思いますが24時間以上ぶりの固形物、めちゃくちゃ美味しく感じました。

不思議だったのが、着替えてから食事をするまで、ずっと手の甲に麻酔用の針がささっていて、それが微妙に痛いし、不便だし早くとってほしかったのですが、あとでね!と言って食事が終わるまでとってもらえませんでした;;

最後にようやく針をとってもらえて検査は終わりです。
海外での初めての健康診断、無事に終えることができてよかったです。こうしてみると、日本の病院はすごく丁寧であたかかくて最高だな!と思いました。
来年は日本で受けられるかな、、?




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