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春高バレーは予選も面白いよね

年末だ、ああ忙しい。

時間が過ぎるのが、他の月に比べて師走は少し早い気がするのは、歳をとった証拠なのかな・・・

息切れしそうになる日々の息抜きとして、私はバーチャル春高バレーを楽しんでいます。

バーチャル春高バレーでは年明けに東京で行われる本戦の他にも、地方大会も視聴できます。

代表決定戦(決勝)だけでなく、準決やベスト8の試合(地方によって異なる)もアップされているので、お家で各地の試合を楽しめます。

代表決定戦以外の試合は映像と音声のみ。会場の声もけっこう入るので臨場感が凄い。これはこれでイイ。

それに対して、代表決定戦は実況と解説、更にカメラワークやテロップが入るので、一気に格が上がります。

私、この解説が好きなんですよね。

もともとラジオ好きだから、誰かのトークを聞くのは好きなのですが、春高の、特に地方予選の解説は格別好きです。

実況を担当する各地の局アナの隣には、引退したバレー選手や、その地方の指導者など個性豊かな面々が解説席に座っています。

その解説者の中でも、私が特に好きなのは大林素子さん。

今年は福岡と静岡の解説を担当されてました。

福岡県の決勝は東福岡vs福大大濠。
両者の今年の対戦は大濠の3連勝。
東福岡は12年連続で春高に出場しています。
福大大濠が今年こそは、東福岡の牙城を崩して悲願の春高出場を決めるのか・・・というのがこの試合の見どころでした。

キャプテンの怪我や今年がラストイヤーになる監督など、ドラマは尽きないのですが、そもそも試合内容がハイレベルで面白かった。

フィジカルが強い福大大濠と、バレー巧者な東福岡。
激アツの試合ですが、素子さんの解説はクールで控えめ。

技術的な事はもちろんですが、選手や監督の人間性にフォーカスする解説が魅力です。
スタメンだけでなくリザーブ選手の事も入念に調べているのが、更に良い。
実況の隙間に短いコメントを挟んでくれます。

得点が入り、サーバーがエンドラインで準備し、サーブを打つまでの間は静かにその動きを見守る感じ。
この間が好きなんだなぁ。

師走に視聴できる春高予選は、私にとって一服の清涼剤みたいなもの。

とて、年明けの本戦も楽しみ。
選手の皆さんがベストな体調で大会に挑めますように。

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