鳥羽山城址
鳥羽山城址は現在の浜松市天竜区に存在していた山城で、戦国時代に戦いの舞台となった場所です。
天竜川を挟み対岸側にあった今川氏所有の二俣城を攻め落とすため、徳川氏が本陣を構えた場所なのです。今川氏滅亡後は徳川氏所有となった二俣城ですが、武田氏も手に入れたかった城でした。
天竜川と二俣川という天然の要塞を持ち、難攻不落とも言われた二俣城は信濃への交通にも便利な場所にあったのです。
現在は公園として浜松市が管理していて、きれいに整備されていました。
本丸までのルートは2ヶ所あり、こちらは正面の大手道です。
とはいえ、本丸までは険しい道もありいい運動になりました。
こちらが裏門側の搦手門。
「搦手」とは、城の裏手を指す言葉なのだそうです。
キレイな石畳が残っていました。
春になれば公園内にたくさんの桜が咲くため、市民が多く集まり賑わう場所になるようです。
鳥羽山城址
【住所】
静岡県浜松市天竜区二俣町二俣
【アクセス】
公共交通機関
遠鉄「西鹿島駅」より遠鉄バスに乗り「鳥羽山公園入口」乗車、
徒歩5分
車
東名高速道路「浜松IC」または、新東名高速道路「浜松浜北IC」より
約10分