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佐川町 酒蔵の町並み

高知市内から車で1時間ほど西へ移動した場所に佐川町があります。
最近では牧野富太郎でにぎわっている佐川町ですが、漫画家の黒鉄ヒロシさんも佐川町の出身です。

江戸時代に領主だった深尾家の城下町で、商人が拠点としていた町でした。
その伝統的な町並みが今も受け継がれ残っています。

名教館(めいこうかん)

1772年に佐川の6代領主で山内家の筆頭家老だった深尾茂澄が創設した家塾です。
その後、1802年に7代領主の繁寛が拡充して郷校にしました。
名教館からは元宮内大臣の田中光顕や維新の志士、牧野富太郎も輩出されています。
現在は佐川町のシンボルとして訪れる観光客を迎えています。

旧浜口家住宅


江戸時代中期から佐川町で酒造業を営んでいた浜口家の住宅を改築し、2013年から喫茶スペースやお土産が販売されています。

こちらでお昼をいただきました。その様子はまた別の機会に。

司牡丹酒造


創業から400年余り、佐川町は司牡丹が酒造りをする町です。

明治末期は4軒の蔵元が残っていたようですが、統合されて佐川醸造株式会社となりました。その後、1932年に司牡丹酒造株式会社へと変わります。

高知県でも長い歴史のある司牡丹には吉田茂牧野富太郎坂本龍馬などとも深いかかわりがあったようです。

雑貨と喫茶 キリン館

1777年創業の旧竹村呉服店を改築して営業しているお店です。
店内には食器や小物類、レトロのものや可愛い洋服など見ていると欲しくなってしまうものがたくさんあります。

また、奥は喫茶店になっていてコーヒーやケーキが食べられます。

佐川町 酒蔵の道

【住所】
 高知県高岡郡佐川町甲上町
【アクセス】
 公共交通機関:JR「佐川駅」から徒歩9分
 車:高知自動車道「いのIC」から車で約30分


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