
真実の見抜き方 #51
お疲れ様。
早くも金曜日。
梅雨も明けて、今年は猛暑というから、体調に気を付けていこう。
今日の誕生花は、
「ムギワラギク」

麦わらのような質感の花びらが特徴で、鮮やかな黄色やオレンジ、赤、ピンクなど多彩な色合いがある。
ムギワラギクの花言葉
「不滅の愛」
乾燥しても色あせない美しさを保つ特性から。
「黄金の輝き」
鮮やかな黄色の花びらが太陽光を反射する姿に由来
「真実」
堅固な質感と長持ちする性質が真実の強さを表す。
「献身」
どんな環境でも咲き続ける姿から。
ドライフラワーで、ヘリクリサムというお花が、ムギワラギクだったよう、
アレンジメントでよく使うお花なんだよね。
真実とは
今日は、ムギワラギクの花言葉から、
「真実」について。
真実とは。
しん‐じつ【真実】の解説
[名・形動]
1 うそ偽りのないこと。本当のこと。また、そのさま。まこと。「—を述べる」「—な気持ち」
2 仏語。絶対の真理。真如。
何に対しても真実は存在する。
法律事務所にいるときに、ボス弁がよく言っていた。
裁判をしていると当事者の言い分が全く食い違っていることがよくある。
勘違いは別としても、どちらかが嘘をついているのは間違いない。
依頼者が嘘をついているのか、相手方が嘘をついているのか、それは分からないが、真実はあるんだ、と。
かと言って、弁護士が依頼者に嘘をついているのかどうか聞くことはほとんどない。依頼者の利益を守ることが仕事だから。
ある会社の話
クライアントの会社で人間関係のトラブルがある。
両者の言い分を聞くが、食い違っていることがある。
言った、言わない、ということもある。
おそらく、A子は、そんなつもりで言ったのではないが、B子は受け止め方が違った、ということもある。
また、先に怒鳴ったのはA子だとか、B子だとか。
そんな時、どこに真実があるのかわからない。いや真実はどこにもないのかもしれない。
気持ちの違い、すれ違い、思い違い、思い込み・・・。
どちらかに肩入れはしない。
見てないことはジャッジできない。いつもそう言う。
問題はそこではない。
真実なんてどうでもいい。
もっと奥底にあることを解決しなければならない。
そんなトラブルが絶えない会社があったのを思い出した。
真実を見抜く
仕事をしていると、真実を見抜くことも必要な場面がある。
自分で言うのもなんだが、結構勘がいい。
人の顔、話し方、言動、行動から、この人は今何を考えているのか推察することが多い。
いつもと少し違うと、あれ???となる。
この人は本当のことを言っているのか、嘘をついているのかも、よ~く観察するとわかる。
話をしていると、何でこの人はこういうことを言うのだろうか、というところから始まり、質問をしていくと、嘘をついている場合は、大抵つじつまが合わなくなる。
刑事は、取り調べの時に、この人が本当のことを言っているのか、嘘をついているのか見極めないといけない。
だから、取り調べをするときには、何度も何度も同じ質問をする。相手が起ころうが何だろうが、目を見て同じ質問を繰り返す。
そして、ブレがなければ、本当なんだろうな、となる。
もちろん他のこととつじつまが合わないといけないけどね。
これ、聞いた話。
普段同じ質問を繰り返したら、刑事じゃないから、相手に怒られちゃうので、切り口を変えて聞いていく。
矛盾が生じたら、それは嘘に近くなる。矛盾が生じなければ本当に近い。
場合によっては、追い詰めることになるから、ほどほどに。相手を追い詰めてはよい結果はみえない。徹底的にやり合うなら別だけど、落としどころを見つけてね。
まとめ
真実を見抜くことについて、書いたが、真実を見抜くことが良いことばかりではない。
それは、知らなくていいことまで知る必要はないから。
また、真実を見抜くために、相手を追い詰めないこと。人間関係や人と接することにおいて、相手と徹底的にやり合う、今後縁を切るなど以外は、相手を追い詰めても、良い関係は築けない。ある程度で嘘を受け入れる必要もある。
若い頃は、間違いだとわかると、追い詰めていた私だが、大人になって、そういうことが必要だとわかった。生意気だったなと。
そういうものなんだ、そういうこともある、まぁいいか。
人に迷惑をかけたり、相手の為になるならば、言わなければならないことは言うが、誰にも迷惑をかけない、単に気分を害すような嘘なら受け入れる。
これも自分のバランスをどこにもっているかだろうね。
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