『日本酒』と『くだらない』の意外な関係 その語源に迫る #136
お疲れ様!
昨日はくだらないことを書いた。
さて、この「くだらない」は、どこからきているのだろう?
「くだらない」とは?
日本酒好きになる
話はそれるが、10年以上前に秋田に毎月仕事で行っていた。
短くて3日、長くて1週間。
秋田は日本酒がさかんなところ。
当時は日本酒は酔うからあまり吞まなかったが、秋田では周りが皆呑むので、日本酒を呑んだ。
その時に、あれ?日本酒ってこんなに美味しいんだ、と、とっても好きになってしまった。
その後、日本酒の勉強をして、唎酒師になったのだ。
はまると、熱中してしまう性格なのだ。
日本酒を勉強した時に、「くだらない」が出てきた。
「くだらない」と日本酒の関係
「くだらない」という言葉と日本酒の関係は、江戸時代にさかのぼる。
特に、京都や大阪(上方)で作られた日本酒が江戸に運ばれていたことに関連している。
当時、上方で作られた日本酒は質が高いとされ、江戸に運ばれる際は「京から下る」という表現が用いられていた。
優れた商品や酒は、上方から船で海路を経て、江戸に「下る」形で流通していた。
一方、質の低い酒や粗悪な品物は、「下る」ほどの価値がないとされ、江戸に持ち込む必要がないと考えられていた。
これが「くだらない」という表現の由来となった。
元来、「くだらない」は「江戸に下るほどの価値がない」という意味で使われていたが、次第にこの表現は転じて、一般的に「価値がない」「無意味」という意味を持つようになった。
もとは商品の品質を評価するための言葉であったが、後に広く日常的な場面でも使われるようになった、とのことだった。
まとめ
勉強していた当時、日本酒が「くだらない」と関係していたのか、と妙に納得したのだった。
日本酒好きから、自宅に日本酒の冷蔵庫を買って(正確には買ってもらって)、常に日本酒の在庫が20本以上ある。
手をかけて丁寧に作られた日本酒は、大事に吞みたい。
今日もくだらない「くだらない」のお話でした。
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