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「無情」なのか、「非情」なのか #7

おはよう!

今日からまた1週間、頑張ろうかね。

今日のお花は、
「あじさい」

6月のお花でもあります。

このところ、歩いているとアジサイが咲き始めている。

なんとなく写真を撮っているので、今年の写真を少しだけご紹介。

アジサイは、見ると写真撮りたくなる花。
色がそれぞれ違っていて綺麗だから。

絵画教室に月2回行っていて、先週からアジサイを描き始めた。
今は水彩画をやっているけど、難しくてなかなか上達しない。

普通水彩画なんて、すぐに描き終えるものなのに、私の場合は、季節が変わっても書いている。今回は早めに書き終えるよう頑張る。

アジサイを描き終えたら、前から決めていた油絵をはじめるつもり。
油絵はうまく描ける自信があるんだ。なんとなく。


アジサイの花言葉と由来

アジサイの花言葉には、
家族団らん
和気あいあい
冷淡
冷酷
移り気
浮気性
辛抱強さ
高慢
無情

などなど。

家族団欒(だんらん)」「和気あいあい」
アジサイの小さな花たちがたくさん集まって咲いている様子からつけられている。寄り添う家族を連想させるのでしょうね。

「冷淡」「冷酷」「無情」
冷たい雨のが降り注ぐ中でひっそりと咲く姿が冷たい印象を与えることに由来している。

「移り気」「浮気性」
紫陽花の花の色が変化することに由来しています。

辛抱強さ
アジサイが咲き続ける長さにちなんだもの。

「高慢」
美しい花であるものの、香りも種子もない”というアジサイの特徴が由来。

たくさんあって、よくわからないけど、色によって違う。ここでそこまで書くとそれだけど終わりそうなので、割愛するね。


無情とは

今日は、アジサイの花言葉のうち、「無情」について書いてみよう。

「無情」とは、

む‐じょう〔‐ジヤウ〕【無情】の解説

[名・形動] いつくしむ心がないこと。思いやりのないこと。また、そのさま。「—な(の)雨」「—に突き放す」
仏語。精神感情などの心の働きのないこと。また、そのもの。草木・瓦石国土など。非情。「—の木石」「—成仏」→有情(うじょう)

goo辞書より引用



仕事において、「無情」とは?

業務委託で請けていると、来月から減額ね、とか、来月からいいです、ということは良くある話。

相手のことは考えていないことが多い。悪いな、申し訳ないな、と思っているそぶりもないことがよくある。

数年前、超ワンマン社長のグループ会社の経理財務を見ていた時に、その超ワンマン社長の娘がグループ会社にいて、
その娘があることないこと超ワンマン社長に吹き込んだものだから、急に報酬を半額以下にされてしまった。鶴の一声でね。こっちは怒り心頭だよ。やることやってるのにさ。でもお世話になっていたから耐えたよ。

その後、超ワンマン社長の娘は退職して、グループ会社の社長が元に戻してくれたけど。

この超ワンマン社長の鶴の一声は、「無情」だと当時思ったよ。そこには思いやりも何もない。

耐えたもう一つの理由は、自分が超ワンマン社長の娘を手なずけられなかったこと。これは最大のミスだったね。仕事だから好き嫌いで付き合ってはいけないなと痛感した。

社員などの雇用だったら、辞めさせることはなかなか難しい。法律で守られているからね。
でも業務委託や外注などは、契約内容次第だけど、すぐに切れる。だから、仕事の精度や質は上げていかなければならない。


経営は時として無情なの?

事業再生をしていると、会社を再建させるため、「リストラ」=「事業再構築」をするために、従業員を解雇することがある。「整理解雇」というやつ。

これまで、何度もその場面に立ち会ってきた。
罵声や怒号もとんだこともある。反対に静かにことが進んだこともある。

でも、この時の社長は、「無情」ではない。
切られる従業員の気持ちはよくわかってる。でも、それでも、会社を存続させるためには、整理解雇をしていかなければならなかった。

思いやりは持ち合わせているが、持っていては会社を守れないから、「非情」にならないといけない。

感情的に左右されそうになっても、本来の使命である「解雇」という手続きを貫徹しなければならない冷酷な行動をしなければならないという経営者の心の中。

「解雇」以外にも、経営は、時として「非情」にならないといけない場面がたくさんある。
従業員の気持ちはわかるけど、「組織」を束ねていくためには、個々の事情や感情に左右されてはいけないことが多い。

従業員のそれぞれの不満や愚痴を全部聞いていたら組織をまとめることができない。

その際によく思うのが、「非情」にならざるを得なくても「無情」であってはならないと。

「無」は、『そのものが存在しないこと、その状態がないことの意を表す。』『これまでにもなく、この先もない状態であろう』

「非」は、『「本来あるべき姿」というものが一方に存在し、それに対して「そうではない」や「よくない」という否定の意を表す際に使われる。』『本来はなければならないものがなくなってしまい、よくない状態や不適切な状態になる』


まとめ


仕事では「非情」になったとしても、思いやりは持ち合わせていたい。それが伝わろうと伝わらなくてもね。

思い返すと、先の「整理解雇」手続きのときに、従業員に思いやりが伝わったときには罵声や怒号はなかった。淡々と手続きが進んだように思う。

要するに、「無情」な経営者だと人がついてこないだろうね。

プライベートでは、できれば「非情」でも「無情」でもいたくないね。「薄情」くらいでとどめたい。

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今日も一日、元気に笑顔で!

※誕生花や花言葉には諸説あります。


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ミカ
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