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四国一周旅、一人旅の集大成。 day1

こんばんは。 みくです。

人生最後である夏の長期休暇、大学4年生の夏休み。 僕はこの長期休暇のうちの1週間を使って四国地方を一周してきました。

1日ごとに記事にする予定ですが、場合によっては1日分を2つの記事に分割するかもしれません。


四国一周旅決行に至った経緯。

今までも長期休暇中は様々な場所を旅してきたのですが、旅先は全て本州でした。

大学3年生の時から4年生の夏休みをどう過ごすか、というのを考え続けていましたが、「本州ではないところを旅してみたい」「青春18きっぷを5日連続で使う旅がしたい」などなどの理由から行先を四国に決めました。

また、「飛行機に乗りたい」というなんともブルジョアな理由で旅のスタートとゴールを高知県にしました。 この判断は(飛行機代だけで往復3万円かかり、その後のお財布事情がかなりピンチになってしまったことを除けば)大正解でした(day6、day7に書きます)。

ということで、1日目に飛行機で高知に着き、そこから5日間かけて青春18きっぷで四国を一周し、また高知に戻って飛行機で帰る、という旅の骨格が完成しました。

で、8月の高知と言えば高知市納涼花火大会よさこい祭り。 時間的には18きっぷで高知に戻った数時間後に高知を発つことも可能でしたが、それではあまりにも高知の観光時間が短いですし、せっかく高知に行く訳だし花火大会もよさこい祭りもどっちも見ます!ということで、1日延長して高知を楽しむことに。 高知市納涼花火大会に関してはカメラ席も購入しました。

これで8月9日(高知市納涼花火大会開催日)に高知に帰るルートを考えるだけに。 あとは四国各県で抑えたいところだけピックアップして旅程完成でした。

予算はかなり限られていたので、ホテルも格安のところを予約。 どうせ気分が高揚して寝れないので…

この旅の目的。

せっかく行くからには目的(ミッション)を作りたい。 ということでざっくりと、

1.四国の風土に親しむ。
2.四国らしい写真を撮りまくる。
3.四国にある現存天守(全部で4つ)を出来るだけ多く回る。

1.に関しては、単に四国一周するだけではなく、寄った場所のそれぞれで「その地らしさ」を存分に味わおうというのが趣旨です(特に高知ではその傾向が強かったかもしれません)。

2.に関してはもう僕のアイデンティティというか、僕にとっての旅=撮影旅というところがあるので…笑

3.に関しては、僕は特に城マニアとかではないのですが、現存天守は別物と考えていて、一周するルートに見事に宇和島城、松山城、丸亀城、高知城といった全4つの現存天守があるので、(体力と時間に余裕があれば)四国一周ついでにコンプリートしちゃおうという考えでミッションの1つにしました。

旅の準備。

今までの旅をした最長日数が3日。 それも1日目と3日目は移動日だったので荷物のこともそこまで考えなくていい旅でした。 が、今回は家⇄高知の移動日を含めて7日も旅をするので、着替え等も増えます。

ということでキャリーケースを実家のクローゼットから引っ張り出し、撮影機材以外を詰めることにしました。 花火撮影用に持って行く三脚がキャリーケースにぴったり入ったので嬉しかったです。

カメラはEOS-1D X Mark ⅡとD750の盤石2台体制。 D750は、5月にライブ撮影用も兼ねて憧れのナナニッパ(70-200mm f/2.8)を購入したので望遠担当に。 つまりEOS-1D X Mark Ⅱが広角~標準域担当となるわけで、本来なら軽快なカメラにするべきスナップ用カメラが超重量級のカメラになってしまいました(いつものこと)。

スナップ用の軽快なカメラ(約2.3kg)。

まあ僕の写真趣味はEOS-1D X Mark Ⅱがいないと話にならないので意地でも連れて行くんですけどね…笑
(でもやはり7日間もこの激重カメラを肩からぶら下げて旅をするのは流石にしんどかったです。 Nikon Z fとか持っていればだいぶ楽な旅にはなっていたと思います…笑)

いざ飛行機へ。

前置きだけで1500文字を超えてしまいましたが、ここからが今回の記事の本題です。

行きは中部国際空港から高知龍馬空港へ向かう便に乗りました。 今更ながら、行きか帰りのどちらかはバスでも良かったかなぁ…と…

まあそんなことはさておき、飛行機に乗るのは実に11年振り。 一人で乗るのは人生初という事もあって超ワクワクしていました。

乗った飛行機は往復ともにFDA(フジドリームエアラインズ)です。 僕は一応飛行機趣味も齧っているのですが、FDAってJALとの共同運行なんですね…初知りでした…笑

飛行機の撮影目的では何回も来ていますが、本来の目的で来るのは久しぶりでした。

そして搭乗時間に。 事前の席指定はしていませんでしたが、搭乗受付の際に運良く窓側の席を確保することができました。

うぉぉ…

離陸時の急発進とか機体安定時の浮遊感とか着陸時の振動とか…
当たり前ではありますが、飛行機でしか味わえないものばかりでした。

中部国際空港から高知空港へのフライトは約1時間。 究極の非日常を楽しむことが出来ました。

高知、着。

高知空港に定刻通り着陸しました。 たった1時間のフライトですから、高知に降り立ったという実感は皆無でした。

空港では坂本龍馬がお出迎え。

既に日没時刻を過ぎており、空港から高知駅まで行ってくれるバスに乗車したため、高知駅に着くまで高知に着いた感じはありませんでした。

とりあえず夕食。

何も分からない高知駅周辺をGoogleマップを頼りに彷徨い、ホテルにチェックイン。 キャリーケースはホテルに置いて夕食探しを始めました。

21時を過ぎていたこともあり、食べることが出来るお店は限られていましたが、ガラス越しで鰹を藁焼きにしているお店を見つけ、入店。

「明神丸帯屋町店」で、タレと塩の食べ比べを。
23時まで営業しているとのことで入店しました。 高知では結構有名なお店らしいです。
一切れ倒して、美しい断面を。

う〜ん、美味しい。 流石は本場。

注文されてから藁焼きにされるので香ばしさも違います。 タレも塩もどちらも美味しかったのですが、僕はどちらかというと塩派です笑

高知スナップをしてみる。

夕食の前後でスナップ写真も撮っていました。 もちろんカメラは2台フル稼働です。

夏の高知といえばよさこい祭り。 祭りを1週間後に控えていたこともあり、22時を過ぎた帯屋町筋では、本番に向けて練習していた団体もいくつか見かけました。

なんか良いな、と思った光景を全て記録するのが今回の目標。
この写真は「近ごろ心配だ もの忘れ!!」に惹かれました笑

で、高知といえば…な…

国道32号にある標識。
これがはりまや橋。

「日本三大がっかり名所」というなんとも不名誉な名所として知られる、はりまや橋です。

国道32号の標識にも「はりまや橋」の案内はあるのですが、一瞬過ぎて見逃してしまいそうです。

で、こちらも高知といえば…な…

高知はアンパンマンの作者である、故やなせたかしさんの出身地です。

はりまや通りには、アンパンマンの主要キャラクターたちの像が至る所に置かれています。 ちょっとホラー化している像もあるので掃除してほしいなぁ…笑

あとはいつものテンプレに頼って夜スナップを量産。 暗い場所ではナナニッパが大活躍です。


1時間半くらい、はりまや橋と帯屋町筋を中心に歩きました。 22時になると帯屋町筋の明かりが暗くなるのもあって、高知市街の全体像の把握はday6以降に持ち越しということに…

翌日に向けて。

翌日から本題である四国一周が始まる訳ですが、初日だけ朝5時半に始発駅(day2の始発駅は高知駅)にいなければならないという、朝が苦手な僕にはかなりハードなスケジュール(行きたい場所に行くためにはこの時間しか無かった訳ですが)。

というわけでday1は高知市街の深夜徘徊を早々に切り上げ、翌日に備えました。


1日目の記事で3000字超え…先が思いやられる…


ではでは〜

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