きっと、こうやって進んでゆく。
夢が叶った瞬間というのは、
何にも増して嬉しい。
けれど、叶えたからこそ、
わかる事が出てくる。
知らなかった時には、
思いつきもしなかったような次元を、
知ることになる。
何も進めなかった時は、
全てを諦めるしかなかった。
そこから、再びここまで戻ってこれた!
そのこと自体が、夢見た事で、
願いは叶っているとも言えるのに、
戻って来れたら焦りに変わる。
その先に、ゆきたいと!
失った時間を取り戻したい!
*
けれど、気持ちが焦る時ほど、
きっと気を付けた方が良い。
自分に対して課してしまう基準を、
周囲にも無意識に
向けてしまうことがあることを。
それは、自分が発信者として
誰かに向けてしまうこともあれば、
知らず知らずのうちに、
自分に向けられてしまっている場合も、
あるのだと改めて思った。
向上心と劣等感は、
角度の違う同じものかもしれない。
焦燥感も、
きっと悪いものではない。
けれど、ゆっくり歩きたい気分の横で、
何か急かされてしまう時には、
ストレスを感じるかもしれない。
一方で、急かす人の存在のおかげで、
のんびり寝坊したとしても、
遅刻せずに済むこともある。
そう考えると、
物事自体に良し悪しがあるのではなく、
状況と解釈次第と言えそうだ。
自分が柔軟に考えられる、
もしくは心に余裕があれば、
外界に映る世界は、
たとえ同じ事象であっても、
色を変えるのかもしれない。
広い心をもって、
もっと柔軟な人でありたいな。