初心忘れるべからず
今一度、自分のリハビリを見直してみよう!と勝手に一人で見直すことがよくあります。
見直した中で、「おいおい、参加と活動に結びつけてないぞ」と感じたプランには修正をかけます。カルテにも記載します。忘れやすいので(笑)
例えば外食がしたい利用者さん。なぜ外食が出来ないのかの原因をもう一度調べる。本人に確認もします。
確認したら流涎がひどいから、外には行きたくない。本人も家族もそんな気持ち。
そしたらどうしようか?ICFに基づいて考えます。
ICFは個人情報丸出しになるのでここでは書かずにやめておきますが、参加の最終目標は「流涎を気にせずに外食へ行く」
その為には必要な情報は、なぜ流涎があるのか?どんな時に流涎があるのか?を考える。薬の影響?姿勢?口腔に問題?まだあるかもしれない。
同時並行で活動・参加を広げるために、「外食」の前段階を提案。
「知り合いを呼んで家で食事はどうか?」
「食べ物を持って公園で家族と食べるはどうか?」
とか。根気よく、利用者さんと話し合い。利用者さんが乗ってくれそうな方法を模索。
案が出たらそこに向けてリハビリテーション開始。家族に細かく連絡し、ケアマネさんにもこの方針でリハビリをしていきます。ケアプランと照らし合わせてズレがないか確認。
と、実はまだ現在進行中の話なので、ここからどうなるか分かりません。最終目標が変わるかもしれない。予後予測も変わるだろう。どうなるのか、どう上手く転がっていくのか。
私の考えが正しいか、もっといい考えがあるのか。これもまだまだ模索中。
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